平岡仁|焼締八寸角皿
「“焼締め”と言ったら私のなかで真っ先に思い浮かぶ作家さんです。このゴツゴツした本来の土らしさを全面的に出してくれる器は、お刺身や天ぷらなど、和食をさらに豪華に演出してくれる一枚なので、欠かせない一枚です」
吉田次朗|オーバルプレート(小)
「私はパンやスイーツを作ることも多いので、吉田さんのアンティークのような色合いの器はよくデザートを盛り付けるのに使います。
大きいリムプレートにはケーキをホールごとそのままのせ、小さなオーバルプレートにカットしたケーキを取り分けて使うことが多いです」
運命の器と出逢う場所
ーーいつも器を購入するお店を教えてください。
うつわshizen
「よくおじゃまさせていただくお店です。個展で伺わせていただくこともありますが、常設の時にふらっと訪れたりするのが好きで、宝探しのように素敵なものに出逢えた時のワクワク感がたまりません。
店主のやよいさんがいつも親切丁寧に相談にのってくださったりご説明してくださるので、器初心者の方でも気軽に入れるお店だと思います」
「器えらび」をもっと楽しく
ーーこれから器を買われる方、器をどう選んでいいかわからない方にアドバイスをお願いします。
「家族構成や料理のスタイルによって、それぞれの器の選び方が変わってくると思います。
例えば、我が家では週末に家族全員が揃う時やパーティーなどの時は、大皿と銘々皿をよく使います。逆に平日はそれぞれがお稽古事などで食事時間がバラバラになってしまうので、一人ずつ小鉢などに盛り付けて御膳にしたり、ワンプレートにしたりします。
なので、生活スタイルに合わせた器選びができると良いですね」
今、気になる「料理上手さん」
ーー日頃参考にしている「器えらび」が得意な料理上手さんを教えてください。
@mika_tokyokobeさん
「みかさんの朝食はいつも爽やかで、見ているとこちらも清々しい気持ちになります。彩りとバランスの良いお食事は、まさに身体の中から綺麗になるごはんそのものだと思います。
品のある器使いも見ていてとても勉強になります。そして、一眼で撮られているお料理写真の美しさは必見です!」