9月の第3月曜日は敬老の日ですね。今時のおじいちゃんおばあちゃんは、本当に元気で人生を謳歌している方々も多く、「敬老の日」をお祝いしていいのかどうか悩む方も多いのではないでしょうか?
9月の第3月曜日は敬老の日ですね。今時のおじいちゃんおばあちゃんは、本当に元気で人生を謳歌している方々も多く、「敬老の日」をお祝いしていいのかどうか悩む方も多いのではないでしょうか?
敬老の日は、「長い間社会に尽くしていただいてありがとう、これからも私たちと一緒に長生きしてくださいね」という想いでお祝い、感謝する日です。孫にとっては、いつも笑顔で優しい大好きなおじいちゃんとおばあちゃんへ、孫であるお子さんの面倒をみてくれたり一緒に遊んでもらったり、何かとサポートしてもらっているのなら、お誕生日とはまた違う「いつもありがとう」を伝える良い機会が「敬老の日」です。
そんな「敬老の日」にぴったりのスイーツをご紹介します。
つるんと出てくる様子がまるで水の玉のような涼やかな和菓子
今回ご紹介するのは、京都府伏見区にある和菓子屋さん「まるもち家」の「水まる餅」。まるもち家は、千本鳥居で有名な京都伏見稲荷大社の世界観に惚れ込み、参道で開業されたそうです。お店の看板商品のまんまるの可愛らしい「まるもち」同様に人気なのが、「水まる餅」です。
爪楊枝が付いているのでお皿の上で刺し、つるんと出して黒蜜ときな粉をかけていただく涼やかで楽しい和スイーツです。
神社では、手水舎があり手を清めたり口を清めたりしますね。そして伏見稲荷大社では「薬力社のご神水」も有名で、「水」は切っても切れない存在です。
水まる餅に使われているお水は天然水で、卵のケースのようなパッケージはまるで水風船のようです。昔、子供のころ近所の駄菓子屋さんにいつも買いに行っていた、風船の中に入ったアイスクリームを思い出される方もいるかもしれませんね。
わらびもちでもゼリーでもない。むっちりお餅のような不思議食感
ぷちんと弾けた風船のなかからお皿に滑り落ちる様子は、まるで葉っぱの上にできた水玉のようです。わらび餅のように、黒蜜ときな粉をかけるのですが、食感がわらびもちよりももっとなめらかで、ゼリーよりも弾力があって、なかなかスプーンではすくうことができない不思議な食感がクセになります。
かなりしっかりした風船なので、ぎゅっと押し込むように爪楊枝を刺すのがコツです。ぷちんとするのが本当に楽しくて、思わず笑顔になってしまいます。世代によっては懐かしく、子供にとっては面白くて新しい食べ方ですね。
角がない丸い形は「縁(円)に感謝」「円満」など縁起が良いとされており、長寿や感謝を伝える敬老の日にもぴったりです。
お贈りしても、きな粉も食べきりサイズなので、負担にならずに美味しく召し上がっていただけます。また、みんなで一緒に食べるというのもまた良い思い出になると思います。世代を超えてぷちっぷるん!と笑いながら楽しんでもらいたいと思います。
まだ暑い日も多い9月。今年の敬老の日は感謝の気持ちとお祝いの気持ちを添えて、見た目も涼やかで思わず笑顔になるまるもち家の「水まる餅」をおすすめします。