ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。炊飯器に材料を入れて、スイッチオン!放って置けば、じっくり煮込んだような、柔らかなチキンとトマトのほど良い酸味のカレーが出来上がります。スパイスの効いたカレーの最後の仕上げは、バターでまろやかに。夏に嬉しい手軽な炊飯器カレーのレシピを紹介します。
このレシピを試すのにかかる時間
50~60分
炊飯器カレーのイイところ
炊飯器は、お鍋やフライパンより低い温度を維持してくれます。チキンが短時間で煮込んだようになるのは、急激に温度が高くならず、たんぱく質が固くならない温度を保ったまま調理をしてくれるから。しかも火と違い、その場を離れても大丈夫!
でも、デメリットも。炊飯器を使うので、ご飯を別に用意しておく必要があります。冷凍ごはんなどがある時にオススメです。
ほろっと柔らかチキンのトマトカレーのレシピ
材料(3~4人分)
チキンのトマトカレー
・鶏もも肉…2枚
・玉ねぎ…1個
Aホールトマト缶…1缶(400g)
Aにんにく…1かけ
A生姜…1かけ
Aカレーパウダー…大さじ2~2.5
A顆粒または固形ブイヨン…2個(8g)
Aクミン(ホールまたはパウダーどちらでも可)…小さじ1~2
Aローリエ…1枚
Aきび砂糖…小さじ1~2
・バター…20g
・塩コショウ…適量
・オリーブオイル…適量
付け合わせ
・ご飯…適量
・各種野菜…適量
準備
・鶏もも肉は、ひと口大に切り、両面に塩コショウを振り下味を付ける。
・玉ねぎは、細切りにする。
・にんにくと生姜は、すりおろす。
作り方
① 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、鶏もも肉の皮目を下にして入れ、両面を強火で1分ずつ焼き、こんがりさせたら、炊飯器に入れる。(火を通す必要はありません。表面に焦げ目を付けるだけで十分です。)
② 余分な脂を拭きとった同じフライパンに、玉ねぎとクミンを加え、強火で1分ほどさっと炒めて炊飯器に入れる。
※①②の工程は、省いても大丈夫です。ここで、鶏臭さを飛ばし、香ばしさをプラスすると更に旨みが増すので、ひと手間かけられるお時間がある時には、ぜひ!
③ 材料A全てを炊飯器に入れ、ホールトマトを潰しながら混ぜ合せる。(ブイヨンは、固形の場合は刻んでください。顆粒はそのまま入れます。)
④ 通常の炊飯モードで炊く。
⑤ お好みの野菜を食べやすい大きさに切り、フライパンまたは魚グリルで焼いておく。
出来上がる少し前になったら、付け合わせの野菜を準備します。
種類は、冷蔵庫にあるものやお好みの物を添えて下さいね。
ボウルに切った野菜を入れ、オリーブオイルを回しかけて、焼くと良いと思います。
⑥ 炊きあがったら、バターを加えて混ぜる。
⑦ 器にご飯を盛り、①をかけ、⑤を添えたら出来上がり。
炊飯器を使えば、長時間煮込んだような柔らかいチキンのカレーができるので、ぜひ試してみて下さいね!