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夏の終わりの重だるBODYがスッキリ! 乱れがちな自律神経を整えるコツ

ライフスタイル

A.ホットトマトジュースを飲んだ後、「寂しん坊体操」を

「眠気は深部体温が下がったときに訪れるので、いったん体温を上げると体温が下がりやすくなり寝つきもスムーズに。ホットトマトジュースを飲んでから“寂しん坊体操”をしてみて」(池谷先生)

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トマトジュースを温めたホットトマトジュースは、心を落ち着かせるGABAがとれるうえ、体も温まる。

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寂しん坊体操

体育座りをして両手で膝を抱え、ギュッと全身を丸めて30秒キープしたら、力を抜いて大の字に寝転び、手足をぶらぶら揺らす。これを寝る前に行うと手足が温まって熱が逃げ、深部体温が効果的に下がって眠りにつきやすくなる。

Q 甘いものばかり食べていると自律神経が乱れるってホント?

A.ホント

「糖質が多いものをとると血糖値が急上昇し、その後、急激に下がります。すると交感神経が緊張し、自律神経が乱れます。甘いもののとり過ぎは避けて」(池谷先生)

Q 今すぐ自律神経を整えたいときは?

A.吐く息を長くする呼吸を

「鼻から息を吸って、その2倍の時間をかけて息を吐く呼吸をしましょう。交感神経の過剰な緊張がとれ、自律神経のバランスが整います」(池谷先生)

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「4秒で息を吸ったら、8秒かけて口から息を吐くというように、息を吸った時間の2倍の時間で息を吐く呼吸を繰り返すと、呼吸が深くなり自律神経の調整に」(池谷先生)

Q 夏風邪を引きやすいのも自律神経に関係ある?

A.あります

「ストレスなどにより交感神経が過剰に優位になると免疫のバランスが乱れることがわかっています。これが夏風邪を引きおこす一因に」(池谷先生)

Q 免疫力が下がったときとるとよい栄養素とは?

A.ビタミンAやアリシン

「喉や鼻の粘膜を丈夫にするビタミンA(レバーやうなぎ、緑黄色野菜などに含有)、免疫細胞を増やすとされるアリシンを含むにんにくなどを」(池谷先生)

Q 自律神経を整えるには1日何食がベスト?

A.3食規則正しくとって

「1日3回決まった時間に食事をとるようにすると体内時計のリズムが整い、その結果、自律神経のバランスも整うので1日3食が理想的」(池谷先生)

Q 自律神経の働きは加齢とともに衰える?

A.衰えます

「自律神経は加齢とともに衰え、交感神経は30歳以降、副交感神経は40代以降に機能が落ちていきます。意識的に整えていきましょう」(池谷先生)

MAQUIA10月号

撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 天日恵美子 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/yumi〈Three PEACE〉 古本和重〈&'s management〉 スタイリスト/金山礼子 加藤万紀子 モデル/辻元 舞 イラスト/ Takako 取材・文/摩文仁こずえ 和田美穂 構成/山下弓子(MAQUIA)

【MAQUIA10月号☆好評発売中】

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