生活習慣の乱れが、心身の不調を引き起こします。対処法を、専門家に詳しく聞きました。
志都
季節の変わり目は、体調を崩しやすくなりますよね。気温の変化で自律神経が乱れ、体がダルくて重い、ヤル気が出ない…など、秋バテ症状に悩んでいる人は少なくないようです。
そこで、fumumu取材班が、今すぐできる「秋バテ対策」について、ヨガインストラクターに詳しい話を聞きました。
①あたたかい食事をとる
「秋バテの一番の原因は、体が冷えていることです。あたたかい食事を食べて、内側から体をあたためましょう。ショウガやコショウには体をあたためる効果があるので、食材として積極的に取り入れたいですね」
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②冷たい飲み物は控える
「冷たい清涼飲料水やビールなども体を冷やしてしまうので、避けましょう。オススメの飲み物は、白湯です。体をあたためるとともに排泄も促してくれるので、体内のバランスが整いますよ。ちなみに、どんなにあたたかくてもカフェインが入っている飲料はNG。コーヒーや紅茶などは体を冷やしてしまう恐れがあるので控えましょう」
③湯船に浸かる
「暑い日でもシャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かりましょう。体があたたまると血液の循環が促され、代謝が良くなります。滞った老廃物の流れが良くなると体がスッキリし、疲れが残りにくくなりますよ」
④ストレッチを行う
「適度なストレッチは筋肉の凝りをほぐし、体をリラックス状態へと導いてくれます。肩や首、肩甲骨の周りを緩めるだけで体が軽くなりますよ。寝る前の時間、1分程度でもいいのでストレッチを習慣にするのがオススメ。リラックス効果が高まると睡眠の質が上がり、体の回復が早くなります」
⑤複式呼吸を行う
「体が適度にほぐれたら、複式呼吸を行って体にたくさん酸素を取り入れましょう。体内に十分な酸素が行き渡ると、細胞が活性化し、体が元気になります。秋バテの解消はもちろん、秋バテにしくい体作りにも役立ちますよ」
今の時期、体の不調を感じている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(文/fumumu編集部・志都)