ヘアブラシの種類はたくさんあり、選び方や使い方に悩まれている方も多いのではないでしょうか?その効果や違いについて、正しく理解している人は意外と少ないです。そこで、髪の悩み別におすすめの櫛の選び方と使い方について詳しく解説します。
ヘアブラシの種類と正しい選び方・使い方をお悩み別に解説!
ヘアブラシにはたくさんの種類があります。
ドラッグストアやバラエティショップに行ってみると、たくさんのヘアブラシやくしが並んでいますよね。天然毛や人工毛、樹脂や木製など、素材や形、大きさが違ものまで様々な種類がありますが、どんな効果があるか正しく知っている人は、意外と少ないのではないしょうか? 今回は、ヘアブラシの種類と正しい選び方をお悩み別にご紹介します。
ヘアブラシの8つの効果とは? 髪のツヤ出しや頭皮ケアにも
「ヘアブラシ」は毎日の美髪ケアに欠かせない!
毎日何気なく使っているヘアブラシ。ただ髪の乱れを整えるための道具と思われがちですが、実はそのほかにも様々な役割があります。まずは、このヘアブラシが持つ8つの効果を理解しておきましょう。
1.髪の毛のほつれを取り除く
2.髪の毛のほこりや汚れを取り除く
3.髪の毛にツヤを出す
4.髪型を整える
5.髪の毛のキューティクルを整える
6.頭皮の皮脂や汚れを取り除く
7.頭皮の血行促進をする
8.髪と頭皮を紫外線から守る
このようにブラッシングひとつで、髪の毛をとかすだけでなく、髪と頭皮の健康を手に入れることができます。ヘアブラシの素材や形状によってその効果も異なるので、目的に合わせてブラシを使い分けることが美髪への近道です。
ここでは、代表的なヘアブラシを4タイプご紹介しますので、自分の髪質やお悩みに合わせて選んでみましょう。
髪にボリュームを出すなら「クッションブラシ」「スケルトンブラシ」
「クッションブラシ」や「スケルトンブラシ」で髪のボリュームをアップ
髪がペタンコでボリュームが出ない……そんな方には、目が粗いタイプのヘアブラシがおすすめ。下を向いて、髪の流れに逆らうようにとかすことで、根元を立ち上げ、全体的にボリュームを出すことができます。
■ナイロンブラシ
→地肌にしっかり当てることで、ふんわりとボリュームアップ。
■クッションブラシ
→ラバー部分の中央が盛り上がっているのが特長。髪全体に当てやすい形になっていることで、髪にボリュームが!
■スケルトンブラシ
→すき間が大きく、中に空気をたくさん含ませてあげることでボリュームアップ。
髪のボリュームダウンには「デンマンブラシ」「天然毛ブラシ」
「天然毛ブラシ」はボリュームダウンにおすすめ
髪の毛が多くてヘアセットに困っている方は、こんなブラシを使ってみては? 梅雨時期の水分を含んだ髪にもおすすめ。頭頂部から下に向かって、なでるようにとかしてあげることで、ボリュームダウンしてくれますよ!
■デンマンブラシ
→ラバー部分のクッション性が低く、とかすだけでボリュームダウン。
■天然毛ブラシ
→猪や豚の天然の毛に含まれた水分と油分がキューティクルを整え、まとまりやすい髪に。
髪にツヤがなくパサつくときは「コームタイプ」「天然毛ブラシ」
油分を含んだ「コームタイプ(つげ櫛)」でツヤ髪に
髪がパサつく人は、櫛やブラシに含まれている油分に注目! 地肌から毛先に向かって優しく数回ブラッシングすることで、より自然なツヤが出ます。
■コームタイプ(つげ櫛)
→板状で目が1列に並んでいるタイプ。製作の際に椿油がしみ込ませてあるため、椿油の効果でツヤ髪に。
■天然毛ブラシ
→猪や豚の天然の毛に含まれた水分と油分が、キューティクルを整え、ツヤがアップ。
抜け毛や白髪対策には「ウッドピンブラシ」「スカルプブラシ」など
頭皮へのマッサージ効果も期待できる「スカルプブラシ」
髪の毛をケアするだけでなく、頭皮をケアするブラシもあります。白髪や抜け毛、薄毛予防のための頭皮マッサージにもおすすめ。大人世代なら一本は持っておきたいアイテムです。
使い方は、生え際から頭頂部に向かって優しくなでるようにとかすのがコツ。下から上に血流を運ぶイメージでブラッシングすることで、マッサージ効果がアップ。髪の一本一本に栄養が行き渡ります。
■木製ウッドピンブラシ
→目が粗く、毛(ピン)にも木が使われているので、頭皮に適度な刺激を与えてマッサージ効果も!