季節を問わず年中使えて、使い込むほどに味が増していく丈夫な帆布素材のバッグを買いました。心奪われたいちばんのポイントは、大人かわいい「緑」色。いつものコーディネートに取り入れるだけで足取りが軽くなり、わたしをいつもと違った場所へと連れ出してくれるバッグなんです。
たかこ
「minne LAB」作家活動アドバイザー。刺繍アイテムが好き。
毎日使いたいから
・hys2017さんの大人グリーンのフリンジバッグ
わたしのいちばん好きな色「緑」。洋服で取り入れるのはちょっぴりハードルが高いので、日々身につけられる小物を探していたところ、minneで理想の緑と出会いました。ボリュームたっぷりのフリンジが目を惹くhys2017さんのバッグです。日常使いしたかったので、丈夫な帆布素材が使われていることも惹かれたポイントでした。
帆布のバッグをはじめてつくったのは、高校生のころなんです。当時は、通常の布より分厚い帆布を縫う場合、針や糸の太さを変えるべきだということさえ知らないまま制作し、針を折ってしまったこともありました(笑)。販売されているものを見ながら「こんなバッグをつくってみたい」という気持ちだけでつくっていたんです。その後、パラフィン加工の帆布や、ヴィンテージ加工の帆布といったニュアンスのある魅力的な生地に出会い、「これを作品にしてみたい」と改めて帆布のバッグを制作するようになりました。
差し色として活躍
モノトーンなどのシンプルな服装が多いので差し色としても活躍してくれています。いつものコーディネートに取り入れるだけでがらりと雰囲気が変えられるんです。一見、帆布には見えないデザインもお気に入り。
わたし自身も年齢を重ね、学生のときに使っていたようなカジュアルな帆布のトートバッグをコーディネートに合わせるのは、なかなか難しいと感じはじめました。今では、そんな大人の方にも持っていただけるよう、大人も似合う「上品さも感じられるデザイン」と「生地選び」を心がけて制作するようになりました。
大きすぎず小さすぎず、絶妙に計算されたサイズ感がGOOD。それでも、たっぷりとマチのあるバケツ型なので、見た目以上に収納することができるんです。仕事ではもちろん、お休みの日のお出かけにもぴったり。思わずほかのカラーまでほしくなってしまいます。hys2017さんに、これからつくってみたいものをうかがってみました。
とにかく「ものづくり」が好きなので、バッグ以外にもアクセサリーやインテリアなど、頭の中にあるわたしのたくさんの「好き」を、すこしずつでも形にしながら永く「ものづくり」に携わっていきたいと思っています。
hys2017さんの感性で制作されるアクセサリーやインテリアは、いったいどんなものでしょう…。考えてみただけでとてもワクワクしてしまいますね。