創建は古く、平安時代には信濃國一之宮とされ、現在の長野県付近の神社の中で最も社格が高い神社。諏訪湖を中心に、上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の4社が点在し、生命の根源・生活の源を守る神として崇められている。「私がよく参拝する社は、上社本宮と下社秋宮です。時間がある時には、1日がかりで4社にお参りすることをおすすめします。7年に一度の御柱祭でも有名な諏訪大社ですが、山から切り出された御柱が、境内の四隅に建てられています。それも迫力満点で、一見の価値があります」
上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山1 TEL:0266・52・1919 境内自由※社務所・授与所受付時間は9:00~17:00 無休 参拝無料
北川達也さん ソフトウェア開発の会社を経営する傍ら、40歳で國學院大學神道文化学部に通い、卒業。神社本庁から神職としての学識が認められ、神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を授与される。
※『anan』2019年10月9日号より。取材、文・鈴木恵美
(by anan編集部)