年の差婚はうまくいかないことも多いようです。理由を聞いてみました。
神崎なつめ
最近は年の差婚が話題になり、一般的になってきました。そのため、年の差婚のほのぼのした作品が多く輩出されたり、SNSで夫婦生活を語る人も増えているように感じます。
一見ポジティブな印象を受け取りがちですが、実際にはしんどい思いをしている人もいるようです。
fumumu取材班は、実際に年の差婚をしている夫婦たちに、現実甘くないと思った瞬間を聞いてみました。
①年齢差に対しての批判的な意見
20歳年上の男性と結婚した女友達は、ちょっとした言葉や周りの反応がストレスになっているようです。
「友人の旦那さんは、年下の妻の言動に『若い人の行動は意味がわからない』とボソっと言うこともあるそうで、彼女はそのたびにストレスが溜まっているよう…。付き合っている時からわかってただろ!? って思いますけどね。
また年が離れているというだけで、「えぇ~大丈夫?」なんて余計な心配をかけられるみたいで、やっぱり批判的な人もいるんだなと感じるそうです。友人の話を聞いていると、やっぱり結婚となると年齢はせめて5つ離れてるぐらいがベストかも…なんて話しています」(20代・女性)
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②子どもに関する意識の違い
男性・女性、どちらかが年上でも「子供に関することは永遠のテーマ」との意見も。
「男性の方が年上の場合は、自由にオトナの生活を謳歌してきた時間も長いので、子供はいらないと思う人も多いようです。また、子供ができたとしても、教育費のかかる頃には既に定年しているという厳しい現実もあります。
女性の方が年上の場合は、身体的に出産が難しいな場合もありますし、高齢出産は様々なリスクも高いです。二人の関係だけを見ると成り立っていても子どものことは時間にも限りがあり、大変難しい問題といえるでしょう」(30代・女性)
③世代が違えば考え方も大きく違う
人それぞれ価値観は異なると思いますが、世代が離れると考え方はさらに大きく違ってくるとか。
「価値観の違いを楽しめれば良いのですが、そういう時に年上の彼は『経験値』を武器にしてくるため、受け入れがたいです…。世代間では共通認識のように当たり前として考えられているだけに深く意識しないため、長く生活しないと世代差に気づかないもの。
喧嘩になる場面や、話し合いが必要な場面が多いと思います。“彼とずっと寄り添っていく”という覚悟がないと厳しいことも多いかもしれません」(20代・女性)
楽しいイメージだけで交際や結婚をするのは早計かもしれませんね。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ)