結婚? それとも自分らしく生きること?
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幸せの形は様々なものがあるが、日本では「結婚して家庭を持つことが幸せ」と考える人がいる。なかには、「女の幸せ=結婚」だと思っている人もいるだろう。
一方で、そんな考え方を嫌う人も存在。実際のところ世間は「女の幸せ=結婚」という考え方についてどう考えているのだろうか。
■女の幸せは結婚?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,721名に「女の幸せ」について調査を実施。
結果、「結婚」と答えた人は14.0%。仕事や趣味への没頭など幸せと感じる瞬間はほかにもあることや、結婚生活が必ずしも幸せといえないこともあり、かなり低い割合となった。
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■男女別で見ると…
「女の幸せ=結婚」と答えた人を男女別に見てみよう。
■「やっぱり結婚」の声
「女の幸せは結婚」と話すのは、40代女性のOさんだ。
「女性がいつまでも1人というのは寂しい。好きな人と結婚して一緒に暮らすことが幸せでは?
独身の友達は旅行など自由に振る舞っているけど、どこか寂しそうに見えます。1人は孤独死の可能性もあるし…。やっぱり、結婚して子供を育てることこそが女の幸せだと思う」
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■「結婚ではない」との声も
一方「必ずしも結婚ではない」と主張するのは50代のBさん。
「結婚しても幸せになるとは限らない。DVや借金、浮気に不倫。嫌なことに耐える生活を強いられることもあるし。
私はバツイチですが、今は自分でお金を稼ぎ、好きなだけ使っているので結婚していたときよりも幸せだと感じている。自分のやりたいことを思いっきりできる環境にいるほうが、性別問わず幸せなんじゃないかと。個人的にはもう結婚したいとは思わないです」
結婚こそが幸せという意見も理解できるが、本調査を見る限り「幸せの形」は様々なものがあると考えている人のほうが多いようだ。
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)