みなさんは体を冷やす食材と温める食材があることをご存知ですか？女性は特に冷えに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。たくさん着込んだり、マッサージするのもいいですが、1番は体の中から温めて冷えにくい体を作ること。栄養士が体を冷やす食材と温める食材を解説します！
体を冷やす食べものは熱中症予防にも
旬の野菜はその季節に必要な作用や栄養を含んでいます。暑い時期に採れる夏野菜の多くはカリウムと水分を豊富に含んでおり、利尿作用に優れていて、尿と一緒に体の熱も逃すため、体温を下げてくれます。（※5）スイカやナス、ゴーヤ、きゅうりなどにカリウムが多く含まれます。
もちろんそのままでも十分食材に含まれる働きを期待できますが、ピクルスにするとお酢の成分から疲労回復作用もありますよ。(※10）
体の中から温活しよう
冷え性の方もそうでない方も、体の中から温めることを意識しましょう。食べ物が持っている体を温めたり、冷やしたりのはさまざま。東洋の考え方からきた、漢方や薬膳もそのひとつ。
すべての人に当てはまるわけではないですが、ひとつの考え方として覚えておきましょう！
【参考文献】
（2019/11/01参照）
【執筆】栄養士・調理師 / 藤本さやか
病院にて栄養士として現場経験の後、栄養士養成施設にて勤務。栄養士を目指す生徒へ必要な知識や技術を指導しながら、学校運営にも従事。現在は製菓調理の専門学校にて、食品や栄養、衛生の大切さを伝える。
