3 眉頭は淡色でふんわりが理想的
“描いた感”を強調してしまう眉頭は、ニュアンス程度に色をぼかすのが正解。パレットの淡い色Cを大きめのブラシに取り、眉頭にふんわりのせる。
国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、“美眉アドバイザー”に。セミナーや雑誌の眉企画の監修などで活躍。アイブロウの技術者資格「ブロウティスト(R)」を保有。
【マキア公式ブロガー 今西千登瀬さん】パウダーで眉メイクしていますが、形が決まらず時間がかかってしまう毎日。また、顔にメリハリがなくのっぺりと間延びして見えている気が。絶対眉で損してますよね!? 私」
【セルフ眉→玉村眉メイクでこう変わる!】「いつものセルフメイクでは、眉パウダーしか使っていないので、とくに眉下の部分がぼんやり見えがちです。メリハリ感を出すためにペンシルを使用し、眉尻をリフトアップさせてシャープな印象にチェンジ」(玉村さん)
【すっぴん眉】眉山の位置が外寄りなので、顔の横幅が強調され間延びした印象に。また、眉尻が眉頭よりも下がってしまうと、目尻まで下がって見え、目元がたるんで見えることも…。
1.眉山を黒目の外〜目尻の間(眉尻より外にこないのが原則)にとり、ペンシルで眉尻までを斜め下に向かって描く。このとき、目尻のフレームの角度と眉尻の角度が平行になるよう、眉尻を下げて描くのがポイント。
2.眉尻の終点は、眉頭から横一直線のラインより下に下がらないようにするのがポイント。いらない部分の眉尻は眉ばさみでカットし、ペンシルで描いてはみ出した部分は丁寧に綿棒でオフしておく。
3.眉尻と目尻のフレームの角度が平行になるようAのペンシルで形を整えたら、Bのパウダーで毛の薄い部分やムラのある部分を埋める。髪色よりワントーン明るくなるようブレンド使いを。
A 色も形も自在にスタイリングする濃淡4色のパレット。金パール入りでふんわりとした立体感を演出。エクセル スタイリングパウダーアイブロウ SE01 ¥1300/常盤薬品工業 B ナチュラルなブラウンカラーのペンシル。眉尻まで繊細にかける1.5mmの極細芯。ケイト アイブロウペンシルA BR-3 ¥550(編集部調べ)/カネボウ化粧品
【マキア公式ブロガー Ayakoさん】「地眉がかなり細く、アレンジが利かないのが悩み。ボディボードをやっているのですが、海あがりの顔が薄い(笑)。細眉は一歩間違えると強面に見えるのでは!?……と悩む毎日」
【セルフ眉→玉村眉メイクでこう変わる! 】「セルフメイクの眉は、細さだけでなく、色もかなり明るく仕上げているのでちょっと古い印象に。太さを描き足し、トレンドのオリーブ色にカラーリングして、ハンサム眉に仕上げましょう。アイラインもボルドーにすれば、目元全体に洒落感が出ます!」(玉村さん)
【すっぴん眉】毛色は深めで長さもある程度あるけれど、幅が狭くかなり細い。眉山から眉尻の細さがとくに目立つため、キツイ印象を与えがちに。
1.アイテムAの右のブラウンで眉全体に少し太さを足すようにざっくりとフォルムを下描き。描き始めの位置は、眉山から眉尻が原則。口角と目尻の延長線上に眉尻がくるように、この段階で長さもプラス。
2.眉の上下にも太さを描き足し、全体的に眉にふくよかさを持たせる。さらに1本1本毛を足す感覚で、Aの左でオリーブ色のニュアンスを加えて清書。このとき、眉頭1cm部分にはオリーブ色をのせないこと。この部分は、ブラウンのほうが自然な仕上がりに。