1 眉頭をコンシーラーで消す
眉頭がしっかりしている人でもOK! Aの眉コンシーラーを塗布して、眉頭を薄く調整して。
2 大きめブラシでふんわりと
太く大きめの眉ブラシでBの2色を取って混ぜ、毛流れを整えるようにパウダーをのせていく。
3 眉マスカラでトーンアップ
眉マスカラで、自然に明るく。Cを一度ティッシュオフして根元からとかすように塗布を。
ファッションとのトータルバランスを考えた、頑張りすぎない抜け感メイクが得意。マキアの人気メイクに常にランクイン。
「子どもの頃から観覧車やスーパーボールなど、丸いものが好きでした。そもそも人って、本能的に丸いものに安心感や好感を持つ傾向があるんですよね。ほぼ全ての子どもがアンパンマンを好きなように(笑)。反対に鋭いものやとがっている“角”のあるものには、警戒しちゃうと思うんです」と犬木さん。でも実は、メイクで逆に角を作っているケースが多いという。
「リップをきれいに塗りすぎたり、角張った眉を描いたり、チークをしっかり効かせすぎると、途端にパーツのコントラストがくっきりして、“角”っぽく見えてしまいます。もちろん、エッセンスとして一部に“角”を効かせ、強さや洒落感を表現するのもひとつのテクニック。でも、私が作る顔には“人に愛されて欲しい”という願いがあるので、基本的に角をとるメイクを心がけています」
今回は、メイクで最も「角」がつきやすい「眉」にクローズアップ!
顔の印象を左右する眉。この眉こそ、最もメイクで“角”がつきやすいパーツ。角度をつけすぎたり、眉山をとがらせたり、眉頭を濃くしすぎると、きつく見えたり、強く見えるので注意。
似合う眉色を自在に作れるパレット
肌になじむ絶妙な濃淡3色で、しっくりくる眉を作る名品。リーズナブルながらも美容液を配合しフィット。ヴィセ リシェ アイブロウパウダー BR-2 ¥1100(編集部調べ)/コーセー
角度をつけすぎない、眉山を強調しすぎない、眉頭を濃くしすぎない。この3つが眉の角をとるコツ。
1 眉の底をストレートに整え、角度を緩和
自分の瞳の色になじむパウダー(今回はAとBを混ぜる)を取り、眉の底を埋めていくイメージ。眉下がストレートになると、眉全体の印象がフラットに。
2 眉山はあえて描かず、中央をしっかり埋める
眉山の上部分は描かず、真ん中部分を埋めるとなだらかな眉に。自分の眉色になじむ色(今回は1と同様)で、眉山から眉尻まで角度をつけず描いて。