「俵紋(たわらもん)」と呼ばれる手相があります。米俵のような模様が指の第一関節と第二関節の間に出るものです。珍しい手相ですが、どのような意味を持つのでしょうか? 占い師・コラムニストの紅たきさんに、俵紋の見方を教えてもらいました。
「俵紋」という手相があります。この相は、食べることに困らないという意味があり、お金持ちになる相だといわれています。
俵紋はある人とない人がいます。もしある場合も、俵紋がどこに現れるかで、意味合いは違ってくるのです。
今回は、俵紋について詳しく紹介していきたいと思います。
俵紋とは
では、手相占いにおける「俵紋」とは、どのような形をしていて、どんな意味を持つのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
手相における俵紋とは。基本的な意味
俵紋は指の腹に出てくる縦じわのような相です。その形が米俵に似ていることから、食べるのに困らない=金運があるという意味を持っています。
この線がいろいろな指にあればあるほど、米俵を手に多く抱えているということで、豊かさを表します。俵紋とは、幸福や豊かさの象徴だとされる手相なのです。
また、俵紋は金運だけでなく健康運も司っています。いくら食べるのに困らないだけのお金があっても、体が健康でなければ、その運を活かすことはできません。
俵紋の出ている場所によって、体のどの部分の健康に気を付けるといいかがわかります。お金に恵まれかつ健康でいられるために、ぜひ参考にしてみてください。
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左手と右手どちらで見たらいいの?
手相占いでは、右手が現在の運勢を示し、左手が生まれ持った運勢を表します。左手の手相はほぼ変わりませんが、右手の手相は運勢が変わると変化します。ですから、右手を中心に見たほうがいいでしょう。とはいえ、左手にある場合も意味はあります。
右手にある俵紋は、人生経験を積んでいくうちに、食べ物に困らない状況になったとされます。努力の結果、経済的に豊かになり、お金の巡りがよくなって、お金に困らなくなったのです。
左手に俵紋が現れている場合、生まれ育った家庭が裕福であった場合が多いです。
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みんなある? 珍しい? 俵紋のある確率とは
俵紋はそれほど珍しい相ではありません。ただ、5本の指すべての第一関節から第二関節の間、第二関節から指の付け根のラインまでの間に、きれいな俵紋がある割合は、100人に1人くらいのようです。
すべての指ではなく、どこかに1カ所あるようなものになると、40人に1人くらいにはあるといわれています。
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俵紋としわの違い
俵紋は、指の第一関節より下で第二関節までの間と、第二関節より下で指の付け根までの間にある、しっかりした濃い数本の縦線を指します。親指の場合は、第一関節の下から親指の付け根の間に現れるものになります。
この位置以外に現れている縦線はしわです。線が薄い場合も、しわだと判断するべきでしょう。
また、基本的に俵紋は、肉付きがよくふくらみのある指に出ます。骨ばっていたり、やせ細った指にある縦線はしわである場合が多いのです。
【位置別】俵紋の見方
俵紋は、手のひらではなく、手の指に現れる珍しい手相です。どの指に現れるのかで、意味が異なります。
もし複数の指、あるいは全部の指にあったら、当てはまる指すべてを参考にしてください。以下で詳しく解説していきたいと思います。