秋冬に手荒れしやすいのはなぜ?
手は皮脂の分泌量が少なく、皮膚の中でも特に乾燥しやすいパーツです。もともと乾燥しやすいところに、秋・冬の外気の乾燥が加わり、手の水分は失われてしまいます。すると、手肌や指先がガサガサ・ゴワゴワになって荒れてしまうのです。
ガサガサ・ゴワゴワを放っておくと、赤み、ひびわれ、かゆみや痛みがでることも。ひどい場合は、血がにじむ、じゅくじゅくするなどつらい手荒れに悩まされてしまいます。
だからこそ、手肌や指先の荒れは、早めのセルフケアが大切です。
セルフケアはハンドクリームの選び方が重要
ハンドクリームをこまめに塗り、手にうるおいを閉じ込めるのが手荒れ予防にかかせません。自分にぴったりのハンドクリームを選んで、こまめなケアをしましょう。
ハンドクリームの種類
自分の手のコンディションに合わせて、ハンドクリームを選ぶのが大切です。
保湿タイプ
高保湿成分のセラミドやヒアルロン酸などを配合したタイプです。油分を補い、うるおいを閉じ込めてくれます。手の乾燥を感じたら、まず保湿タイプでケアを。
ビタミン配合タイプ
血液の流れを促し、肌のうまれかわり「ターンオーバー」をサポートするビタミンA、ビタミンB、ビタミンEなどが配合されたタイプです。ひびやあかぎれになってしまったときにおすすめです。
尿素配合タイプ
肌を柔らかくする尿素が配合されたタイプです。ゴワゴワの指先が気になるときにおすすめです。ただし、ひびやあかぎれがある場合はしみるので、使用は避けましょう。
ヘパリン配合タイプ
血液の流れを良くする・炎症を鎮めるなどの効果があるヘパリン類似物質が配合されたタイプです。保湿効果も高いのが魅力。皮膚科で処方される保湿クリームと同じ成分です。
分類もチェック
ハンドクリームは分類が化粧品のものと薬用(医薬部外品)のものがあります。保湿だけなら化粧品分類のハンドクリームで十分です。手荒れがひどくて薬用を選ぶときは、どんな効能・効果があるかを確認してから購入しましょう。