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本当に使えるアウター・コートの選び方!チェックすべきは「色×丈」

ファッション

デザインや色に惹かれて買ってしまいがちな冬物アウター。いろんな服に合わせたいのだけど、なんとなくしっくりこないのは、アウターの色と丈が原因かもしれません。ここではアウター選びで失敗しないためのコツや、着こなしのポイントをご紹介します。

冬のアウター・コートの失敗しない選び方

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同じ白のアウターでも、素材や丈で印象が大きく異なる

冬コーデを決定づける、アウター・コート。デザインや色に惹かれて、なんとなく選んでしまいがちですが、実際に買ってみてヘビロテできたものと、残念ながらあまり活躍できなかったものがありませんか。その差は、どこにあるのでしょう? 私は大きく「色」と「丈」にあると思います。順に詳しくご紹介していきましょう。

1. 冬のアウター・コートを「色」で選ぶ

コーディネートは、組み合わせることが基本。一番最後に上から羽織るアウターは、トップスやボトムスとも合わせやすい色であることが、まず大切です。

そんなときやっぱり使いやすいのは、ベーシックな黒、ネイビー、グレー、ベージュなど。合わせたいアイテムの色とのバランスを見ながら選んでみてください。

グレーのトップスが多い方がベージュやグレーなどのアウターを合わせてしまうと、地味な印象になりがちですので、黒やネイビーなど隣りあわせてもぼんやりしない色がおすすめ。

黒のボトムスが多い方なら、グレーやベージュのアウターはいかがでしょうか。

コーディネートを大きく左右する色合わせ。メリハリを意識して選んでくださいね。

2. 冬のアウター・コートを「丈」で選ぶ

トップスとボトムスではコーディネートがまとまっていたにもかかわらず、コートを着るとなんだかバランスが悪くなった……そんな経験はありませんか? それはもしかしたらコートの丈が原因かもしれません。

丈はショート(ウエスト~お尻が隠れるくらい)から、太ももくらいのもの、ロングまで様々。でも実は太ももくらいまでの丈のものは、モデルさんのような体型の方でないと難易度が高いんです。ですのでここでは、ショートとロングに絞ってお伝えします。

基本的にほとんどのボトムスは、ルールを守ればショートでもロングでも大丈夫。ただなかには一部例外もありますので、それもあわせて解説しますね。

■ロング丈アウター
チェスターコートのようなロング丈アウターの場合、裾から見えるボトムスとの面積の割合は9:1以下が理想。ワイドパンツのような面積の広いボトムスに合わせるなら、アウターは丈も身幅もある大きめのシルエットがおすすめです。

長めのフレアやプリーツスカートにロング丈アウターを合わせる場合も、アウターの裾から出る分量が多すぎるとバランスを崩してしまいがちです。ロングでバランスを重視するなら、裾から見えるスカートは20センチ以内におさえたいところ。

マキシ丈のボリュームのあるスカートでは裾から見える面積が広くなりすぎるのでNG。アウターが超長めの場合はOKですので、ぜひ面積の割合を意識してみてくださいね。

トレンチコートのような細身のアウターに合わせるボトムスは、テーパードパンツのように足元にかけて細くなっているラインがおすすめ。アウターがほっそりしている分、ボトムスも細身にしたり、アウターの丈を長くすることでバランスがとれます。

■ショート丈アウター
最近はショート丈アウターも多く見かけるようになりました。寒さを防ぐ防寒アウターとしてはやはり丈は長い方が暖かいですが、ショート丈はバランスが取りやすいというのがメリットです。

ただ、そのなかでも注意が必要なのが、ライダースやブルゾンなどお尻が出るほどのショート丈のもの。スキニーなどのぴったりしたラインのボトムスはお尻のラインが目立つのでNG。スキニーを合わせるなら、せめてお尻が隠れるくらいの丈がいいでしょう。

一方でボリュームのあるボトムスは好相性! 太めのワイドパンツ、長め丈のプリーツスカートのような、ボリュームボトムスにはショート丈がぴったりです。上半身と下半身の割合は1:2を意識すると、足長効果がねらえます。

例外!? 膝丈スカートは?

「例外」をあげればキリがありませんが、大人女性がよく着るであろうアイテムの中で、お伝えしたいのが膝丈スカートについて。膝丈のタイトスカートの場合、アウター丈はスカート丈上下10センチ程度を目安にするといいでしょう。

好みのデザインや色で選びがちなアウターも、合わせるアイテムを考えながら選ぶことで活躍できる一着になるものです。デザインだけではなく、色や丈にも意識を向けて、素敵なアウターを見つけてくださいね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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