付き合っていて、いくら仲が良くても、言いにくいこともあると思います。相手が嫌な気分になるのでは……と心配になる。でも、それを伝えるのも彼女の役割ですよね? そこで今回は、“言いにくいことを伝える魔法の言葉”というテーマで、男女の意見を踏まえてご紹介しましょう!
髪が薄くなったら…「お義父さんに似てきた」
頻繁に顔を合わせていると気付きにくいですが、昔の写真を見返すと、ハッと気付くのが、“髪のボリューム”です。
あなたが気付いたとき、すでに彼はとても意識している可能性が高い、デリケートな部分です。「ハゲてきたね!」なんてストレートに伝えれば、2人の関係に溝ができかねません。
こういう場合は、「お義父さんに似てきた」と伝えるのがいいでしょう。すると、遺伝の影響が強いという意味が込められているので、男性も言い訳ができる。こうやって逃げ場を作ってあげることが大事です。
彼の父親の頭が薄くない場合は、近親者で頭髪が薄い人を例に挙げればいいのではないでしょうか。
ニオイが気になったら…「洗濯してる?」
男性も30代に入ると、カラダから発するニオイが気になり始めます。そう、“加齢臭”の問題です。
体臭に関しては、自分では気付いていない場合が多いので、彼女としてはいち早く察してケアをしてあげたいところでしょう。やはり、本人にも自覚を持ってもらわなければいけません。
まずは、「洗濯してる?」と言ってみてはいかがでしょう。カラダのせいではなく、服のせいにする。でも、何度も洗濯してもニオイが取れないとなれば、次第に「俺のカラダのせい?」と自覚が芽生えてくるでしょう。
太ってきて…「顔がむくんでる」
年齢を重ねると、基礎代謝が落ちてきます。すると、同じ食生活をしていても、エネルギーが消費されずに太りやすくなってきます。
彼本人に食べ過ぎている自覚はなくても、どんどん脂肪が付いてきてしまいます。まずは、体質が変わってきていることを自覚させなければいけません。
でも、「太ってきた」と伝えると、やはり角が立ちます。そんなときは、「顔がむくんでいる」と伝えてみましょう。「お酒の飲み過ぎじゃない?」などと遠回しに言えば、彼自身に自覚させることができるはずです。
「お酒の付き合いも大変だね」とフォローすることで、彼のプライドも傷付けずに、食欲をセーブさせることができるのではないでしょうか。
精力の低下に…「ストレスが溜まってる」
精力というのは、男性の尊厳に関わると言ってもいい大事な要素。もし、精力が減退したとなれば、彼は大きく自信を失いかねません。
しかし、良好な関係を長く維持するのであれば、この問題に触れざるを得ないこともあるでしょう。そんなときは、彼のストレスのせいにしてしまいましょう。
ストレスは、カラダのあらゆる不調の原因になるもの。精力減退だけでなく、上でご紹介した薄毛や体臭、肥満の原因にもなると言われています。
本当の原因は病院の診断に任せるとして、それまでは、彼が事態を重く受け止めることのないよう、ストレスのせいにしてしまうのもアリでしょう。
以上、“彼に言いにくいことを伝える魔法の言葉”をご紹介しました。
伝えにくいなら言わなければいい……と思う人もいるかもしれませんが、そうやって気を遣っていると、言えないことが次第に増え、関係が歪んできてしまいます。
良好な関係を築きたいのなら、時にはふたりの問題に向き合ってみることも大切です。
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