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マスク難民続出で「自分で作るしかない」と話題 経産省は「一日も早く流通させたい」

ライフスタイル

マスク難民が続出の中、経産省やメーカーの最新事情はどうなっているのか。

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(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

16日の日曜日は、全国各地のドラックストアーなどで、マスクを買い求めるための長い列ができた。マスク難民が続出する中、「マスクは自分で作るしかないのか」と話題になっている。しらべぇ編集部は、マスク最前線を取材した。

■警視庁ツイートが話題に

マスク不足が深刻化する中で、警視庁警備部の過去ツイートが話題を呼んでいる。

2017年8月7日にツイートされたものだが、キッチンペーパーを使ってのマスクの作り方が掲載されている。警視庁は取材に対して、「密封性には少し欠けるが、砂ほこり等は十分に防げる」と回答。

キッチンペーパーに、果たしてウイルスや花粉を防ぐ効果はあるのか。メーカーを数社取材したが、「本来の目的外使用で、ウイルスや花粉防止効果について、調べたこともない」と述べた。それでは、今後、マスクが市場へ流通する見込みはどうなっているのか。

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■経産省「一日でも早く流通させたい」

経済産業省は、「1月28日にメーカー各社に増産の要請、2月7日には業界団体にマスク転売や買い占め防止のお願いを行った。同月14日には、マスク増産に対して補助金支給の閣議決定を実施した」と語る。

その上で、「医療機関に優先的に回している状況はあるが、一日でも早くスーパーやコンビニでも購入できるように、最善の努力をしているところだ」と述べた。

■「注文が積み上がっている状態」

一方、マスクを製造するユニ・チャーム広報は、「通常と比較して、2~3倍の注文がすっと続いている。24時間フル生産体制たが、それ以上の注文を受けることは不可能。前の注文から順番に生産しているが、注文数は積み上がっている状態だ」と話す。

マスクを販売するドラッグストアーのツルハは、「個数制限をより厳しくしている現状。全店舗一家族1つのみの販売で、欠品の店舗ももちろんある」

「チェーン店なので、各店舗に振り分けているが、入荷すると、すぐに完売してしまう。今後の入荷見込みについても読めない」と語った。

(文/しらべぇ編集部・おのっち)

おのっち
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