仕事の合間のランチは、毎日のささやかな楽しみ。「超高速弁当箱」なら、炊飯器がなくても炊き立てごはんが食べられます。なんと、最速14分で炊飯できるんだとか…。話題の超高速弁当箱を実際に使い、その使い方や注意点、味をどこよりも細かくレポートします!
史上最速の炊き上がり!?「炊飯弁当箱」が誕生!
「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」
サンコー「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」
「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」6,980円(税込)
届いた箱をさっそく手にとってみると「ちょっと大きめのお弁当箱だな」という印象。
本体底辺に強力なヒーターが張り巡らされていて、最短14分(0.5合の場合)で炊飯することが可能なのだとか。
セット内容は本体、蓋、ミニサイズの計量カップ、コードの4種類ととてもシンプルです。使う前にその魅力をいくつかご紹介していきましょう。
炊飯器としては超小型!持ち運びも楽々
炊飯器そのものの重さはなんと840g。毎日の通勤で持ち運ぶのは面倒ですが、オフィスや出先に持ち運ぶのにも問題ない軽さです。
たとえば車で長距離移動する際にも、電源さえ確保できれば使用可能。これは、アイデアしだいでいろいろな活用法がありそうですね。
ひとり分だけごはんを炊きたいときや、モノを増やしたくないミニマリスト志向の方にもフィットしそうな予感……!
最短14分でごはんが炊ける!
0.5合なら約14分、最大量の1合なら19分で炊飯が可能。
気になる使い方は?実際にごはんを炊いてみた
さっそく、ごはんを炊いてみました。筆者は在宅ワーカーですが、なるべくオフィス(や自宅以外)に近い環境を想定して使っています。
1. 研いだ米と水をセットする
研いだ米と分量の水をセットします。オフィスや外出先で使う場合は、無洗米やミネラルウォーターを準備しておくと便利ですね。本体の内側に水のメモリが付いていますが、やや見にくいのが難点でしょうか。
浸水したい場合は、朝のうちにスープジャーなどに米と水を計量して準備しておくとスムーズです。
0.5合か1合を選べますが、今回は1合を炊いていきます。
2. コンセントを差し、スイッチオン!
パッキンが付いた蓋をしっかりと閉めたら、本体右についている差し込み口にコードをつなぎ、コンセントに差します。コードに付いた切り替えスイッチをオンにすると炊飯が開始されます。
炊飯が始まると、赤いランプが点灯しました。1合だと約19分で炊き上がるとのことで、参考までにタイマーで計測です。
時間ぴったりに炊飯完了
タイマーがちょうど19分を回ったころ、赤いランプが緑に変わりました。とくに音の合図はなく、そのときは静かにやってきます。
10分を経過したあたりから少し蒸気が出てくるので、パソコンや精密機械の近くでは使用しないほうがよさそうです。
このまま置いておけば、保温することができます。一度コンセントを外すと、再保温できないので注意してくださいね。
※再度コンセントを入れると炊飯になります。
いざ、実食!
蓋を開けると、そこには炊き立てホカホカのご飯が……! 炊きあがってから10分ほど蒸らすとよりおいしくなるので、お好みでどうぞ。
蓋の裏には水滴がついているので、開けるときには注意してくださいね(今回はしっかりと拭いてからテーブルに置いています)。
セットにしゃもじがついていないので、スプーンや小ぶりのしゃもじがあると便利ですよ。1合だと2~3人分あるので、オフィスで食べる場合は、何人かでシェアするといいかも!
お弁当箱型なのでそのまま食べられるところ。
後片づけもラクラク♪
気になる後片づけですが、本体の脇のコード差し込み口にキャップが付いているので、しっかりと閉め、本体をそのまま洗います。
内釜はコーティングされているので、するっときれいな洗い上がりです。
蓋は3つのパーツに分解し、個別に洗ってください。アルミ部分は中央のポッチを引っ張ると蓋本体から外すことができますよ。