フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。朝起きると、窓から入る柔らかな日差しに、ああ、春が来たなあと感じるそんな季節になりました。1日のスタート、朝ごはんも春らしく。いつものトーストを春の食材で飾ってみました。お皿の上も春爛漫です。
このレシピを試すのにかかる時間
アスパラガスと温泉卵のトースト 10分いちごとマスカルポーネのトースト 10分春野菜のトースト 10分菜の花のミモザトースト 20分
アスパラガスと温泉卵のトースト
軽くソテーしたアスパラガスに温泉卵をのせ、卵を崩していただきます。旬の柔らかいアスパラガスにとろりと絡む卵の黄色が春気分です
材料(1人分)
作り方
① アスパラガスは、下の堅い皮だけピーラーでむき、縦半分に切る。フライパンにオリーブオイルを入れてアスパラを軽くソテーする。(茹でてもOK)
② 食パンにマヨネーズを薄く塗り、生ハム、スライスチーズをのせ、トースターで焼く。
③ アスパラガス、温泉卵をのせて、塩、黒胡椒を振る。お好みで粉チーズをかける。
いちごとマスカルポーネのトースト
少し手間はかかりますが、いちごをハートにして並べたトーストに、乙女心がくすぐられます。マスカルポーネチーズを使いましたが、水切りしたヨーグルトでもおいしく作れます。
食パンの耳はお好みで、そのままでも、カットしても。
材料(1人前)
食パン 1枚
いちご 6~7個
マスカルポーネチーズ 20~30g
はちみつ 適量
ミント 適量
ピスタチオ 適量(お好みで)
作り方
① いちごは半分に切り、ヘタの近くをカットしてハート型にして、薄くスライスする。
② 食パンにマスカルポーネチーズを塗り、いちごを並べる。
③ ミントを飾り、お好みでピスタチオを散らし、はちみつをかける。
春野菜のトースト
食パンに春野菜を並べたトーストは、パンをキャンバス代わりに、絵を描く気分で作ります。
野菜は、お好みのもので。スナップエンドウは開くと並んだ豆が見た目にもかわいらしくアクセントになります。春の山菜うるいは、軽いぬめりがあり、癖のない味。生でも食べられるので、葉をそのままのせました。
パンにはマヨネーズを塗ってチーズをのせて焼いてあります。マヨネーズはしっかり端の方まで塗っておくと少し焦げたマヨネーズが香ばしくておいしいです。ボリュームが欲しいときはハムをのせてもいいですね。
材料(1人分)
食パン 1枚
アスパラガス 1/2本
スナップエンドウ 2本
うるいの葉 2枚
菜の花 適量
新玉ねぎ 8mm位の輪切り1枚
スライスチーズ 1枚
マヨネーズ 適量
作り方
① アスパラガス、スナップエンドウ、菜の花はそれぞれ塩を入れたお湯でさっと茹でる。アスパラガスは斜め切りにし、スナップエンドウの1本はさやを開き、も1本は8mm幅に切る。新玉ねぎは、電子レンジで30秒くらい加熱する。
② 食パン全体にマヨネーズを薄く塗り、スライスチーズをのせ、トースターで焼く。
③ パンに野菜を並べる。
ちょっと食べにくいのですが、目で楽しんだら、かぶりついちゃいましょう!