『スッキリ』タレントの志村けんさんが70歳という若さで死去。ハリセンボンの近藤春菜が涙ながらに思いを語った。
お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、70歳という若さでこの世を去ったタレントの志村けんさんへの思いを涙ながらに語った。
■突然の訃報に号泣
同局の『天才!志村どうぶつ園』でも共演していた近藤は、訃報を受けて号泣。
MCの加藤浩次からコメントを求められると「すいません」と切り出し、「なんとか絶対、戻ってきていただけると思っていたので…。まだ志村さんに何もお礼も何もできていないので、ちょっと受け止められない…すいません」と語った。
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■志村さんの死去を「心に留めなきゃいけない」
さらに、加藤から「大丈夫か?」と聞かれると、「自分たちが気をつけることで自分を守るんじゃなくて、『他の方を守るんだ』っていう意識を持たないと終息しませんし、本当に志村さんは人に与えてきたことがたくさんあって、本当に最後の最後まで人にこうやっていろんな思いを与えてくださって。この志村さんのことを絶対に心に留めなきゃいけないし、無駄にしちゃいけません」と新型コロナウイルスへの注意を促した。
「ハリセンボンが若手のときからすごく見ていただいて、一緒にコントをやらせていただいたり、『志村どうぶつ園』でもすごくお世話になって…。(年齢やキャリアが)本当に上の方なのに、いつも楽しく、私たちが何でも言いやすいような環境を作ってくださって、そばでお笑いを一緒にできたことは、本当に私の人生にとってなんて幸せなことか、宝物かって思います」とコメントした。
■生放送での涙に反響
番組内で何度も涙を流した近藤。それだけ、志村さんを信頼し、尊敬していたということだろう。放送を受け、SNS上では「春菜さんが泣いてたらみんな泣いてしまうよなもう…」「春菜さんが号泣してるの見てやっと本当なんだ…って実感してきた」「春菜さんの泣いてる姿みて心が苦しかった」といった声が続出。
涙ながらに訴えた「他の方を守るんだ」という意識について、「本当に国民はコロナの怖さを知ったね」「改めてコロナの恐怖を感じてます…」「春菜さんが言うように他人を守るために注意したい」とより一層身を引き締めたいといった声もみられた。
大スターの訃報を受け、あらためて新型コロナウイルスの恐ろしさを実感した人は少なくないはず。近藤の言うとおり、あらためて新型コロナウイルスに対して一人ひとりが高い意識を持ちたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)