美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできたときの嬉しさは格別。そこで、女の子の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。第7回目は、毛髪診断士でもある筆者が正しい髪の洗い方についてご紹介したいと思います。
毎日の髪洗いも大切なヘアケアのひとつ!
みなさま、毎日お風呂に入って、髪の毛をなんとなく当たり前に洗っていませんか? 髪は1か月で約1センチ、1年間で約12センチ伸びます。毎日髪を洗うとして、365日間の洗髪が1年後の髪質になるわけです。
そう考えると、髪を洗うことはただ頭皮や髪を清潔にするためだけでなく、立派なヘアケアのひとつだと思いませんか? ぜひ、カットやカラーリングで短期的に美髪を手に入れるのではなく、根本から健やかな美髪を育みましょう!
正しい髪洗いの前に、大切な下準備! シャンプー選びのポイント
正しい髪洗いには、頭皮に負担のないシャンプー選びが必要不可欠。洗浄成分でもある石油系合成界面活性剤を多く含むシャンプーは、髪に必要な水分や油分を落としすぎてしまうので、髪に優しいアミノ酸系やベタイン系の界面活性剤が配合されたシャンプーを選ぶようにしましょう。
成分で見分けるのが難しいという方は、やたらと泡立つものは控えたほうがいいかもしれません。
シャンプーを買う前に、裏面の成分表示を見て以下の成分名があれば、石油系合成界面活性剤が使われています。
○合成界面活性剤一例
ラウリル硫酸〜系、ラウレス硫酸〜系、ラウレル硫酸〜系、スルホコハク酸ラウレス2Na 等
正しい髪の洗い方
1. 髪をいきなり濡らすと、からまった髪がこすれて摩擦がおきるので、髪のダメージになります。まずは目の粗めな櫛で髪を丁寧にとかしましょう!
2. 頭皮全体にシャワーをかけ、地肌や髪をしっかり濡らします。
3. シャンプーをいきなり頭皮につけるのではなく、手のひらに出して、両手に広げながら軽く泡立てます。
4. 両手で頭皮にある毛根を意識しながら揉み込み、髪全体に泡をつけていきます。(毛先は意識しなくても揉み込んでいくうちに泡がなじんでいきますよ)
5. 地肌は、爪を立てて洗うのではなく、指の腹で頭皮を軽く掴むようなイメージでマッサージ! 毛先を洗うときはこすり合わせるのではなく、頭皮で泡立てた泡で毛先を優しく包み込みながら泡をなじませていきます。
6. 4と同じ要領で、シャワーでしっかりとすすぎます。目安は頭皮や髪にヌメリ感がなくなり、地肌に触れた指がキュッキュッとした感覚を感じるまで洗い流します。
7. トリートメントは、髪の中間から毛先に集中的につけ、頭皮近くには手のひらに残った少量を軽くつけましょう。
8. お風呂から上がったら頭全体を包み込むようにタオルドライ。ドライヤーする前に洗い流さないトリートメントを髪になじませながら、目の粗い櫛で軽く梳かしておくと、より負担なく髪を乾かすことができます。
愛用のおすすめのシャンプー&トリートメント
ちなみに、ここ一年くらい私が気に入って愛用しているのが「アリミノのスプリナージュ」シリーズ。髪の量が割とあり、さらに髪が長い私としてはいくら髪に栄養チャージしてくれるシャンプーやヘアトリートメントでも、使い心地が重く、洗い上がりがベタっとするものは苦手。
でも、この「アリミノのスプリナージュ」シリーズは、髪表面のパサつきを抑えるイメージで、髪に栄養チャージをしてくれつつ、洗い上がりの髪はサラサラ。しかも髪質が柔らかくなるので、まとまりやすくなってスタイリングもしやすくなります!
加えて、シンプルなデザインもお気に入り。お風呂場に飾っているだけで気分が上がりますよ! 春先は風が強く、紫外線も容赦ないので、髪は乾燥に傾きやすくもなります。髪にパサつきや広がりを感じたりする方は、チェックしてみてくださいね。
正しく髪を洗うことは美髪への近道!
いかがですか? 正しい髪の洗い方と言っても、難しくはなく、洗う前に髪を梳いておいたり、シャワーでしっかり髪全体を濡らしたりと、普段の洗髪に少し丁寧さを加えるくらいの感覚で取り入れられることなので、ぜひ参考にしてくださいね!
Information
■記事内掲載商品
・シャンプー パフスムース 280mL ¥2,600(税抜) / ARIMINO
・トリートメント パフスムース 230g ¥2,600(税抜) / ARIMINO