タレントの岡江久美子さんが、23日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。
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女優の岡江久美子さんが23日午前5時20分頃、新型コロナウイルス感染に伴う肺炎のため、都内の病院で亡くなった。63歳だった。同日、各メディアが一斉に報じた。
■微熱発生から3日で急変
各社報道によると、岡江さんは3日に発熱。様子を見るように言われていた折、6日に急変したため、大学病院に急遽入院。集中治療室で人工呼吸器を装着し、PCR検査を受けたところ感染が確認された。
岡江さんは2019年末、初期の乳がん手術を受け、1、2月に放射線治療をおこない免疫力が低下していたことから、重症化にいたった可能性があるという。
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■『はなまるマーケット』で脚光浴びる
1956年、世田谷区に生まれた岡江さん。75年、『お美津』(TBS系)に主演して芸能界入りすると、以後『連想ゲーム』(NHK)、『はなまるマーケット』(TBS系)などの司会業で脚光を浴びた。
私生活では、83年に『連想ゲーム』で共演していた大和田獏と結婚し、女優の大和田美帆を出産した。
名物司会者の訃報を受けて、ネット上では「ホント驚きを隠せません」「ショックすぎる」「信じられない。嘘であってほしい」と悲しみの声が相次いでいる。
(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎)