徐々に経済活動が再開されていく中、地域住民の生活を支える『イオン』の徹底した感染症対策が話題に
国内の新規感染者数が減少しているものの、第2波への懸念から、依然として油断を許さない状況が続く。そうした中、イオングループの徹底した感染症対策がインターネット上で話題に。
■「イオンモール」全館営業再開へ
全国に緊急事態宣言が発令されたことに合わせ、臨時休業となっていた大型施設「イオンモール」が、今月13日より19県42の店舗で営業が再開。同月28日からは、全142施設で全館の営業が再開される。
また、緊急事態宣言下においても、総合スーパー・食品スーパーの「イオン」「イオンスタイル」は営業を継続し、人々の生活を支えてきた。
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■「消毒済み」買い物カゴがズラリ
営業再開に際し、イオン店舗では様々な感染症対策が実施されており、しらべぇ編集部員が訪れた首都圏の店舗でも、入り口に「消毒済み」の買い物かごがズラリと並んでいた。同社公式ページによると、買い物カゴをはじめ、客が直接手を触れる箇所の消毒を入念に行なっているという。
■出入り口も分ける徹底対応
また、入口と出口を分けて分散を促す店舗もあり、その徹底ぶりから、視界からも安心感を得ることができる。
店内においても、利用客に対して「キープ・ディスタンス」が呼びかけており、本来10数人乗ることができるエレベーターの定員を4名に制限するなど、いたる所で徹底した対策が目を引く。
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■対応する店員たちへ感謝の声も
こうした感染症対策に、インターネット上では「イオンは本気度が違うね!」「イオンの努力に感謝」など多くの反響が。また、「イオンに行ったら、ひとりの女性店員さんが膨大な量の買い物かごを1つずつ消毒してた。本当にお疲れ様です」と、現場で対応にあたる従業員への感謝の声も多数つぶやかれている。
また、緊急事態宣言下でも働く人々について、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した意識調査でも、全体で約8割もの人が「緊急事態宣言後も働く店員たちに感謝している」と回答した。
しかし、中には「無視して入口から出てくる人めちゃくちゃおる… マナー守ろうよ」といった声も。今後経済活動を再開していくうえで、改めて一人ひとりの意識が大切になってくるのではないか。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)