『王様のブランチ』はMC佐藤栞里一人で進行。スタジオの藤森慎吾のフォローに称賛が集まった。
13日放送の『王様のブランチ』(TBS系)では、総合MC・渡部建の不倫報道に伴う活動自粛により、もう一人のMC・佐藤栞里が、代わりに一人で進行。渡部の不在を説明するオープニングでの一幕に、視聴者の注目が集まった。
■「まず皆さまに…」
普段であれば、二人のMCの顔が映り元気に始まる同番組だが、今回の放送ではアナウンサー・山形純菜が神妙な面持ちで佇む姿が映される。
『週刊文春』の表紙やその中身が貼り付けられたパネルの脇に立ち、「今日はまず皆さまにお伝えしなければいけないことがあります。アンジャッシュの渡部建さんの不貞行為が、週刊誌によって明らかになりました」と読み上げる山本アナ。
「これを受けて、渡部さんは活動の自粛を発表。王様のブランチの出演も見合わせることになりましたが、今後も放送を続けて参ります。皆さまどうぞ、よろしくお願いいたします」と、カメラに向けて深く頭を下げた。
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■「こんな顔させんじゃねえ」
その後、画面には涙を堪えたような表情の佐藤が映し出される。
「おはようございます。6月13日土曜日の王様のブランチです。今回からはこのようなメンバーでお送りすることになってしまいましたが…」と声を震わせながら話すと、リモート画面越しにニッチェの二人が「大丈夫大丈夫」とフォロー。
声を絞り出すように「王様のブランチは楽しい情報をお届けする番組です。今週もテレビをご覧の皆さまが笑顔になれる番組にしたいと思っています。よろしくお願いします」と涙を流しながら頭を下げる。
これを隣で見ていた藤森慎吾は「頑張っていこうよ栞ちゃん」と拍手で場を盛り上げながら、カメラに向かって怒りの表情を見せ、「おーい、栞ちゃんにこんな顔させんじゃねえぞ、本当に。バカやろー」と画面越しに渡部を一喝した。
■ブランチメンバーにエール
最後に「それでは、今週も笑顔で王様のブランチスタートです」と佐藤が涙目で話すと、番組が無事スタートした。その後は、いつも通りのエンタメニュースランキングに移行。
周りのフォローを受けながらも、頑張って進行する佐藤の勇姿に視聴者からは「栞ちゃん頑張って」「負けちゃいけないよ」と応援の声が。
また中でも多かったのが、藤森のフォローに対する称賛の声。「さすがです。チャラパワーで番組を盛り上げてる」「藤森さんMCでいいのでは」といったコメントが相次ぎ、また冒頭の”お叱り”には「感動しました」「愛を感じる」といった声が多く見られた。
渡部不在の中、手を取り合って進んでいこうとするブランチメンバー。視聴者からの応援の声は、止むことがないようだ。
(文/しらべぇ編集部・清水 翔太)