ダイソーの108円タピオカミルクティーが激ウマだと話題。その理由を調べると納得だった。
様々なモノを100円(税別)で購入することができる、庶民の味方の代表格「ダイソー」。
頭のてっぺんから足の指先まで庶民の記者は週6ペースで通っているのだが、そんな記者も「いくらダイソーでもさすがにこれは……」と購入をためらっていた商品があった。
■108円のタピオカミルクティー
それがこの「タピオカミルクティー」。店で購入すれば安くとも300円台~というイメージのタピオカだが、この商品は税込み108円。コンビニで販売されているタピオカ系商品と比べてもかなり安い。
しかし、ネット上では「意外とおいしい」「108円の味ではない」「ステイホーム中のタピ活にいい」「リモートワークに最適」などの声があがっていた。実際のところはどうなのだろうか……しらべぇ編集部でも商品を購入し、味わってみることに。
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■「乾燥タピオカ」がお目見え
株式会社ドウシシャと東亜産業が共同開発したこの商品。乾燥黒タピオカと烏龍ミルクティーの粉末が袋に入っており、これをカップに入れてお湯を注ぐことで完成する。
乾燥タピオカは実際に手に取ってみると、思いのほかしっかりしている感じ。今回は氷を入れてアイスにしてみた。
■5分で見事な変身
粉末に熱湯を注ぎ、待つこと約5分。想像以上にしっかりとしたタピオカミルクティーが完成した。
味も一口飲んで驚いてしまうほど、インターネット上の評判どおりのおいしいタピオカミルクティーである。
さすがに専門店のほうが本格的な味だとは思ったものの、それはラーメンとカップラーメンを比べるような話。数分前まで粉末だったとは思えないほど、まろやかで上品な甘み、芳醇な香りを感じられる。
タピオカも量こそ少なめではあるものの、しっかりとした歯ごたえを楽しむことができた。
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■ウマいのも当然だった
あまりにもおいしいので不思議に感じた記者が調べてみたところ、意外な事実が明らかになった。この商品、販売店や通販サイトによっては、400円以上の価格で販売されているのだ。
他サイトや一般の方のブログを見ると、「401円」「420円」等の金額で購入したと書かれており、東風茶のAmazon販売ページを見てみると、16日現在でも12個セットで4780円となっている。
ダイソーのプライベートブランドではないことはわかっていたものの、そこまで価格に差があるとは……。
■結論、108円の味ではない
ダイソーの大規模な販売網をもってすれば、他の4分の1程度の金額で販売することができるのか……と若干、市場経済の奥深さを感じてしまうところだが、消費者的にはそんなことは関係ない。
108円の味ではないことはたしかなので、気になる人はぜひ飲んでみてほしい。