待ちに待った「エアリズムマスク」。イメージばかりが先行しているが、「夏用マスクではない」ので用途にはご注意を。
販売前から大きな話題となっていた、ユニクロの「エアリズムマスク」がいよいよ本日19日から販売開始となった。
同商品を「夏用のマスク」と捉えてしまった人もいるようだが、こちらは「オールシーズン用マスク」であり、同社は用途に注意してほしいと呼びかけている。
■「夏用マスクではない」
インターネット上の反響を見ると「夏用マスクとしてほしい」「運動用に使いたい」といった声が少なからずあがっており、「夏用マスク」と捉えていた人は少なくない様子。
しかし、ユニクロ広報担当者によると、「エアリズムマスクはオールシーズン用マスクです。そもそも『夏用マスク』という訴求は一切していません」とのこと。
同社はメディアに対しても「夏場の使用に適している」など、夏用マスクであることを想起させるような表現・報道は控えてほしいと呼びかけていたそうだが、「エアリズム」のイメージと、初夏という発売時期も重なって、「夏用マスク」のイメージがひとり歩きしてしまったようだ。
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■マスクとしての性能も重視
「エアリズムマスク」は、外側に紫外線をカットするメッシュ素材、直接肌に触れる内側部分に「エアリズム」の素材が使われており、中間層には、マスク本来の役割を担うウイルスや花粉などの粒子をカットするフィルターが搭載された、3層構造となっている。
そのため、担当者によると「例えばアベノマスクなど『一層フィルター』に分類されるマスクと比較すると、通気性が高いとは言えない」という。
■運動時の着用には「適さない」
様々な用途のために購入しようという声が見られるが、前述の理由などから「炎天下での着用や運動時の使用に適したものではありません」と担当者。
「エアリズム」の肌心地の良さが活かされた、ウイルスや花粉などをしっかりブロックしてくれる、マスクとしてとても心強い同商品。使用上の注意については商品パッケージにも記載されており、夏用ではなく「オールシーズン用マスク」であることを踏まえた上で購入・使用するようにしよう。
(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香)