個性豊かな6つの県からなる東北地方。その中で最も住んでみたいのは?
(kororokerokero/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
日本の北部に位置し、それぞれが個性豊かな特徴を持つ東北地方。そのなかで最も「住んでみたい」と思わせる地域はどこなのだろうか?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,738名に調査を実施。上位5地域をランキング形式で紹介する。
■第5位:山形県(10.9%)
5位は山形県。面積が広く、同じ県内でも庄内・村山・置賜・最上の4つの地方で異なる特徴を持つ。フルーツや魚介類、さらには米沢牛に代表される食肉など、有名食材が豊富。
山形に住んでみたいと答えた人が最も多かったのは60代女性で18.6%。年齢の高い層に人気の県となっている。
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■第4位:岩手県(11.7%)
岩手県が4位に。盛岡市は新幹線通過駅なうえ、冷麺・わんこそば・じゃじゃ麺の3大麺を筆頭に、美味しい食べ物が豊富。東北でも屈指の寒さとなる地域ではあるが、それでも住んでみたい人が多い。
岩手に住んでみたいと答えた人を職業別に見ると、公務員で18.5%と多いのが特徴的だ。
■第3位:青森県(15.8%)
3位は青森県。多くの人で賑わいを見せる八戸や、リンゴで有名な弘前など個性豊かな地域が存在。また十和田湖の美しさにも定評がある。
青森に住みたい人が最も多かったのは20代女性の26.1%。若い女性を惹きつける魅力を持っているようだ。
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■第2位:秋田県(16.8%)
東北地方の日本海側に位置する秋田県が2位。秋田美人などでも知られる地域でもあるほか、「あきたこまち」に代表される米の美味しさは特筆すべきで、米を使った日本酒、きりたんぽは絶品。
さらに比内鶏なども有名で、東北でも食べ物の美味しさはトップクラス。住みたいと思う人が多いのも納得だ。
■第1位:宮城県(39.4%)
2位以下を大きく引き離しての1位は宮城県。仙台は東北随一の大都市で、ありとあらゆるものが揃っている。その一方で郊外に出ると、のどかな雰囲気が漂う。そんな両面性を持つ宮城に住みたい人が多いようだ。
各県とも豊かな個性を持つ東北地方。今後、観光地の選択肢のひとつとして、コロナに感染しないよう配慮しながら訪問したい。
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1,738名 (有効回答数)