新型コロナ影響で生活が困窮していたコーディネーターの男性。『イッテQ!』の対応に、多くの反響が寄せられている。
(写真提供:JP News)
28日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、同番組の海外ロケを支えてきた、名物コーディネーターが出演。新型コロナウイルス感染拡大による深刻な状況が明かされた。
■仕事がなくなりアルバイト生活
ロッチ・中岡創一が担当しているおもしろ動画企画「QTube」に急遽登場したのは、名物コーディネーターとして、イモトアヤコ、宮川大輔など人気企画を支えてきた加瀬和城氏。
新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり、現在は地元である栃木県にて、アルバイト生活を送っていることが明らかに。
この事実に、中岡も思わず「大変なんや…」と絶句。コスタリカを拠点に活動する加瀬氏だが、厳しい入国制限などにより、入国が許されない状況が続いているという。
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■日当1万円で番組セット制作
こうした事態を受けて、番組は加瀬氏に中岡が使用するセットの制作を、日当1万円で依頼したそう。幅わずか5センチほどのくねくね道が中岡の挑戦を阻み、番組を大いに盛り上げた。
さらには、独特なキャラクターを持つ加瀬氏は、その後「タレント」として中岡と一緒に一部企画に挑戦。体を張った場面では爆笑も沸き起こった。
■番組の対応に称賛の声
新型コロナウイルスの影響をモロに受け、加瀬氏が生活に困窮していたことに、視聴者からも「本当に仕事ないんだ」「家にも戻れてないんじゃ…」など、心配する声が多数つぶやかれている。
そうした中、「仕事ない加瀬さんにオファーするイッテQいいなあ」と、これまで番組を支えてきた加瀬氏に仕事を依頼した番組の対応を称賛する声も。
また、「イッテQの加瀬さんおもしろい あのキャラ好き」「毎回出てほしい」など、独特なキャラクターが評判となり、今後も出演者としての登場を待望する声も相次いでいる。
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■約8割「新型コロナが憎い」
改めて、新型コロナウイルスの経済面への打撃がうかがえた今回の放送。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した意識調査では、全体で約8割もの人が「新型コロナが憎い」と回答している。
まだ海外への渡航は厳しく、看板企画であるイモトのワールドツアーも、国内版に切り替えた新企画をスタートさせた同番組。今後も国内ロケにて、加瀬氏のタレントとしての登場にも期待したい。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)