『グッとラック!』で東京都の新型コロナウイルス感染者拡大による「東京差別」を特集。「Go To トラベル」キャンペーンに複雑の声も…。
(Yulia Lisitsa/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
13日放送の『グッとラック!』(TBS系)では「東京差別」問題について特集。SNS上でまたも話題になっている。
■「何か言われるんじゃないか」と不安
同番組では、先月29日の放送回でツイッターのハッシュタグ「東京差別」について特集し、トレンドに入るなど大きな話題となった。東京都の新型コロナウイルス感染者拡大に伴い、東京都在住を理由にさまざまな差別を受ける人が増えているとのこと。
番組では、お盆休みでの帰省をあきらめたという女性の声を紹介。地元にいる妹は、勤務先で東京都民との接触が禁止されており、内緒で接触した場合は「事実上クビ」と言われたとし、女性は帰省を断念したようだ。
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■志らくも地方では…
MCで落語家の立川志らくも、地方での行動には気を付けるようにしているという。仕事で地方に行った際は、「(東京から来たことで)何か言われるんじゃないか」との思いから帽子を深く被って買い物などをするようにしているとのこと。
また、7月22日から始まる「Go To トラベル」キャンペーンについて、ツイッターのハッシュタグ「GoToキャンペーンを中止してください」がトレンド入りしたことを紹介。SNS上では今も中止を求める声や、厳しい批判などが相次いでいる。
■山田ルイ53世は旅行をキャンセル
2児の父でもあるお笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世は、子供の休校続きによって「夏休みくらいはどこかに連れて行ってあげないと」と8月頃に旅行に行く計画を立てていたが、「バタバタと見事に踊って、結局キャンセルしました。昨日のことです」と明かす。
「やっぱり行きづらい気持ちがありますよね。この状況で行った場合、顔バレもあるでしょうし、なんか言われたり叩かれたりしたら嫌やなって正直思ってしまうし、子供に迷惑もかけたくない」と本音を漏らした。
放送を受け、SNS上ではまたも「東京差別」がトレンド入り。さまざまな意見が相次いでいる。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)