東京ディズニーリゾート公式サイトが、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの年間パスポートに関する今後の方針を発表した。
20日、東京ディズニーリゾート(TDR)公式サイトが、東京ディズニーランドおよび、東京ディズニーシーの年間パスポートをめぐる新たな方針を発表し、その内容に注目が集まっている。
■再開したディズニー
両パークは1日より営業再開し、多くのディズニーファンを喜ばせたことは記憶に新しい。しかし当面の間はオンラインにて日時指定のチケット購入をしたユーザーしか入場できないなど、チケットをめぐる変更点は決して少なくなかった。
また、発表があった先月23日の時点では年間パスポートを使用しての入園は「不可」としており、抽選にて入園できるシステムを準備していることがアナウンスされていた。
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■抽選の詳細は…
20日、新たに発表された内容によると、8月7日より年パス所持者限定での「入園枠」が用意されるようになり、9月、10月にも同様の枠を設ける見通し。
1回の申し込みで、年パスを持つ同行者が4名まで登録可能となっている。また、当選した場合は入園できるのが当日の14時からと定められており、ツイッター上では「14時からってけっこう遅くないか…」といった不安の声も散見された。
■実質無料で入れてしまう規定
しかし不安の声と同じくらい上がっているのが、「実質タダは太っ腹すぎる」という称賛の声である。
今回の方針では、有効期限が2月29日以降の年パスを所持しているユーザーでも、「2020年10月まで」という期間限定ではあるが、当選した場合は実質無料で入園することが可能なのだ。
さらに、年パス有効期限の延長や払い戻しに関しては10月を目処に発表されるようだが、サイト内では「本抽選に参加した場合でも、今後予定しているグッズのオンライン販売、有効期限の延長、払い戻しには影響ございません」と明記している。
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■称賛と戸惑いの声
発表内容を受け、ディズニーファンからは「これ3ヶ月間は無料で入れるチャンスがあるってことなのか…」「払い戻しに影響ないってことは、延長する気がなくても入場できるの?」「抽選に参加できて、払い戻しもできるのは太っ腹すぎる…」など、喜びを通り越して戸惑いの声が多数上がっていた。
第1回となる8月入園分の抽選受付は、7月21日10時から26日の23時59分までとなる。
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)