渋谷109の象徴的ブランドだった「セシルマクビー」が全店閉店へ。久しぶりに公式SNSを見て見たら…
(Robert Wei/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)
「渋谷109」の象徴的存在であり、ギャル系ファッションブームを牽引してきたファッションブランド「セシルマクビー(CECIL McBEE)」が、年内を目処に全店閉店となることが発表された。
同ブランドの全盛期を良く知るアラサー世代を中心に、衝撃が広がっている。
■渋谷109の象徴的ブランド
ジャパンイマジネーションは20日、セシルマクビーの店舗事業を撤退することを発表。年内を目処に、国内の全43店舗が閉店となる。
セシルマクビーは、1987年に登場。渋谷109では数多くのカリスマ店員も輩出し、2000年~2013年までの13年間、渋谷109での売上は常に1位をキープするなど、一時期は不動の地位を築いていた。
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■路線変更していたことに驚く声
あのセシルマクビーが全店閉店との報道はインターネット上に衝撃を与え、Yahoo!では20日にトレンド入りを果たした。
そうした中、久々に同ブランドの公式SNSを見たという人々からは、「元祖ギャルブランド、セシルマクビー全店舗閉店のニュースで時代の流れを感じた。インスタ見てみたらアースミュージック&エコロジーみたいになっててこれまた驚いた」「私の知ってるセシルマクビーではなくなっていた…」「かなり系統変わっててびっくり」など、いつの間にか系統がガラリと変わっていたことに、驚く声が続出している。
■昨年リブライディングしたばかり
ギャルファッションブームの衰退を受けて、セシルマクビーは2017年からブランドのコンセプトを「モテ服No.1」に変え、ギャル服から大幅に路線変更。そして昨年から、現在の「今の私にちょうどいい」というコンセプトへリブライディングしたばかりだった。
1つの時代が終わりを迎えたことに、学生時代には同ブランドのショッピングバッグや鏡などを愛用していた“元ギャル”たちからは、切ないつぶやきが多数投稿されている。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)