スイッチ買えず悲鳴続出　「転売ヤーから買うしかないのか…」と嘆く声も

6日、ツイッター上で「Switch落選」というワードがまたもトレンド入り。任天堂の人気ゲーム機「Nintendo Switch（ニンテンドースイッチ）」の抽選に外れた人たちの悲鳴が相次いでいる。

任天堂は6日、公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」で8月3日までに行なっていたニンテンドースイッチ本体の抽選販売の結果を発表した。

ニンテンドースイッチといえば、未だ品薄状態でフリマストアで高額転売されるほど人気商品。当選した人たちからは「やっと当たった」「本当に嬉しい」「ずっと待ってた」と喜ぶ声が相次いでいる。

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しかし、当選する人がいれば当然落選する人がいる。ツイッター上では「どうしたら買えるのかもうわからない」「ゲームがただやりたいだけなのに」「ちくしょー！！」といった悲鳴が続出。

今回のマイニンテンドーストアの抽選だけでなく、家電量販店などでも定期的に抽選販売されているニンテンドースイッチだが、人気商品だけに落選し続けている人もいるよう。「もう当たる気がしない」「いつになったら子供に誕生日プレゼントを渡せるのか…」といった声もみられた。

また、落選が続いたことによって心が折れてしまい、「こうなったら転売ヤーから買うしかないのか…」という人も。

フリマアプリでは定価よりも1万円ほど高い金額で出品されているが、しらべぇ編集部がニンテンドースイッチを手に入れられていない30代女性に話を聞くと、「買いたくなる気持ちはわかります」とのこと。

すでに半年以上、転売品を買わずに店頭販売や抽選販売で買えるのを待っているようだが、新型コロナウイルスによる自粛生活や子供の夏休みなどが重なって自宅にいる時間が増えたことで「転売ヤーは絶対に許せませんが、もうこれ以上は待てない」と心が折れかけているようだ。

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今回の「Switch落選」のトレンドでも、多くの人たちが転売ヤーたちへの怒りの声をあげている。ルールを無視してニンテンドースイッチを手に入れる手口も話題になった転売ヤーだが、転売品を買ったことがある人はどれだけいるのだろうか。

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査を行なった結果、全体の11.1％が「定価より高い転売品を買うことがある」と回答している。

転売ヤーの存在も問題視されている現状。1人でも多くの人にニンテンドースイッチが届くことを願うばかりだ。

（取材・文／しらべぇ編集部・二宮 新一）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2020年4月24日～2020年4月27日
対象：全国10代～60代の男女1,880名（有効回答数）