コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。暑い夏、汗や皮脂でメイクが崩れたり、暑苦しく見えたり…。夏だからこそ起こってしまいがちなNGメイク例と、その対策をご紹介します。
NGメイク1:汗で眉毛メイクが流れ落ちてしまう
メイクのなかでも眉メイクに時間を使うという方が多いようです。
でも、暑い夏は額に大量の汗をかいて、せっかくの眉メイクが崩れやすくなります。
全体的に薄くなるというパターンよりも、部分的に眉メイクが落ちてフォルムが崩れてしまうことが多いよう。
対策はコレ!
眉メイクを施した後、眉コートを塗っておくと安心!
また、眉メイクはパウダーだけで仕上げるよりも筆ペンタイプのアイブロウや、アイブロウペンシル、眉マスカラを使って全体をなじませように仕上げておきましょう!
万が一、フォルムが崩れてしまった時のリタッチには、適度な硬さのアイブロウペンシルが便利です。色が薄くなってしまった場所に、1本ずつ眉毛を足す要領で描き足すとナチュラルに仕上がります。
この場合、眉マスカラの色と同じトーンのアイブロウペンシルがオススメです。
NGメイク2:アイメイクが下まぶたに滲んでクマに見える
せっかく皮脂や汗に強いタイプのアイライナーやマスカラを使っていても、アイシャドウが滲んでクマのように見えてしまう…という方が多いようです。
まぶたにフィットする高保湿なアイシャドウは、つけたてはきれいですが意外と皮脂で崩れやすいので、あらかじめ対策をとっておきましょう。
対策はコレ!
そもそもダークトーンのアイメイクは夏にするのは暑苦しいので、ナチュラルなアイメイクを目指しましょう。下まぶたに滲んでも透明感を損なわない色を使えば、崩れても汚く見えません。
透明感のあるアイシャドウにキラキラを重ねて、アイラインを細目に引くとデカ目効果もあり華やかさもプラスされるのでオススメです。
NGメイク3:レッドのツヤ系ルージュ&ダークトーンのルージュ
マスクで口元が隠れてしまう今は、あまりリップメイクを楽しむ機会がないかもしれません。それでも、食事などでマスクを外す時や、オンラインで顔を映し出す時などには、リップメイクに凝りたくなりますよね。
その時、とくに夏には暑苦しく見えてしまいがちなのが唇全体にしっかりとつけたツヤツヤのレッドリップ。
また、ダークトーンのリップも夏には重苦しく見えるので、あまりオススメできません。
対策はコレ!
自然な血色感を思わせるコーラルやピンクで、ナチュラルなツヤを演出すると華があるのに涼やかに見えます。
印象的なリップメイクで彩りたい時は、ダークなカラーを内側のみに使ったグラデーションリップなら、抜け感もあるので適度な華やかメイクが叶います。
NGメイク4:分厚いベースメイク
春夏用ファンデーションの多くは、汗をはじいてくれるものがほとんどなので、汗を大量にかいたからといって流れてしまうことは少ないです。
でも、汗をかいた後は肌への密着感がなくなり、分厚く塗ったベースメイクには違和感が生まれてしまいます。びっくりするほど厚化粧に見えてしまうので注意しましょう。