(2)具体的な行動を褒める
「すごいね」「かっこいいね」といった抽象的な褒め言葉はお世辞っぽく聞こえてしまうことがあります。
そんな時は、相手の具体的な行動を褒めるのがおすすめ。
例えば、相手が整理整頓していたら「まめに整理しててすごいね」と言ったり、カラフルな服を着ていたら「色の取り入れ方が上手だね」と言ったり、具体的に褒めれば信ぴょう性が高まりますよ。
(3)質問しながら褒める
目上の人には「質問しながら褒める」のがおすすめです。
「こういう時、どうしたらいいですか?」と聞いてアドバイスをもらってから、「さすが○○さん、勉強になります!」「○○さんは発想力があって憧れます」というように答えると、自然に相手を褒められますし、きっと喜ばれますよ。
(4)相対評価より絶対評価で褒める
相対評価とは、何か別のものと比べて評価すること。「○○さんよりできているね」といった褒め方になります。
絶対評価は「面白いね」というように、比較せず単体で評価すること。
周りと比べられるよりも、自分そのものを良いと言われる方が、真心から褒められているように感じるので、より効果的なのです。
誰かと比べず、その人の魅力をストレートに褒めるといいでしょう。
(5)結果より過程を褒める
結果を褒めるのは簡単ですが、プロセスを褒めるのは難しいです。
結果は最後に見るだけで分かるのに対して、過程はずっと見ていなければ分からないからです。
だからこそ過程を褒めると「それだけ自分のことをちゃんと見ていてくれたんだ」と感じてもらうことができ、喜ばれます。
相手の結果だけを褒めるのではなく、その結果に至るまでの過程を褒めるようにしましょう。
もし結果が出なくても、過程なら褒めることができますから、努力していた人に対しては積極的に褒めてくださいね。
褒め上手は好かれ上手
褒め上手な人はコミュニケーションが上手で、人からよく好かれます。
誰だって褒められて悪い気はしないものです。褒め上手になって相手の心を明るくすることで、より良い人間関係を築けます。
「お世辞っぽい」「裏があると思われたくない」とネガティブに考えず、自分が感じたその人の良さをストレートに褒めてみてくださいね。
(秋カヲリ)
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