秋の味覚が少しずつ気になり始める9月。やっぱり食べたくなるのは、ほっくりおいしい栗ですよね!さまざまな栗のスイーツがありますが、縁起物をイメージした幸せを呼ぶバウムクーヘンはこの時期贈ると喜ばれること請け合いです。
秋の味覚が少しずつ気になり始める9月。やっぱり食べたくなるのは、ほっくりおいしい栗ですよね!さまざまな栗のスイーツがありますが、縁起物をイメージした幸せを呼ぶバウムクーヘンはこの時期贈ると喜ばれること請け合いです。
美味しさだけではなく、見た目やシェアしたくなる焼菓子をご紹介するこの連載。第22回目は、信州松本バウムクーヘン工房てまりやの「てまりん®」を紹介します。
幸福のてまり×バウムクーヘンの組み合わせ
長野県松本市の民芸工芸品である“松本てまり”をモチーフにした「てまりん®」。ころんとした愛らしい形に、「こんなバウムクーヘン初めて!」と誰もが驚いたのではないでしょうか。
幸福の象徴とされるてまりと、年輪のような層が重なってめでたいお菓子として知られているバウムクーヘン。その2つが組み合わさった「てまりん®」は食べると幸せを招いてくれそうです♪
職人が最低3日間かけて作る、こだわりの丸い形
きれいな丸い形に焼き上げるのは至難の技。職人がつきっきりで一層一層生地を焼き重ね、何度も型を当てて焼くことで徐々に丸い形になります。また、均等に生地の層を重ねるために常に気を尖らせ、気温や湿度にあわせて焼き加減などを調整。
その作業は地道で工程が多く、「てまりん®」が出来上がるまでに最低でも3日間は時間を要します。熟練の職人によって生み出される唯一無二のバウムクーヘンなのです。
バウムクーヘンの中心には、なめらかな栗餡に小布施の栗
佐久産のコシヒカリを使った米粉、濃厚な松本産のノニタマゴを使用した生地は口どけよく、ふんわりしっとりした食感で、中には栗餡と小布施の栗入り。栗餡には生クリームなどを加えてなめらかに仕立て、一緒に食べた時の舌触りにこだわって作られています。
冷やして食べると栗餡の濃厚な風味がUP!バウムクーヘンにこっくりとした餡が絡まり、口いっぱいに豊かな風味が広がるさまは幸せそのものです。
店長さんがオススメするのは、渋めの濃いお茶との組み合わせ。まったりとした栗の味をお茶がリセットしてくれて、パクパクと食べ進めてしまいそうになります!
和風なパッケージと洋風のラッピングで特別感を演出
お店のある長野県松本市の城下町を彷彿させるような和テイストに、洋菓子らしい可愛らしさも取り入れたパッケージです。
さらにラッピングの包装紙はピンクとラベンダーから色が選べ、大切な方に贈るギフトに相応しいビジュアルです。和の趣がある粋なデザインは、そのまま飾っておきたくなってしまいますね!
専門店が作った幸せを呼ぶバウムクーヘンを
長野県松本市の名物となる新しい手土産になるものを提供したいという思いから生まれた、信州松本バウムクーヘン工房てまりや。バウムクーヘン専門店で、信州育ちの素材を贅沢に使ったバウムクーヘンを約5種販売しています。
今回ご紹介した「てまりん®」は2013年オープン当時から販売している看板商品で、松本の手土産として支持があるほか、贈答品や引き出物としても全国各地から注文の入る人気のバウムクーヘンです。
相手の幸せを願って、見た目も美味しさも兼ね備えたバウムクーヘンを贈ってみてはいかがでしょうか。