日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの元美容部員、藤田あみです。日本人に多いといわれる奥二重。しかし今や二重アイテムも発展し、雑誌を見れば幅広二重のメイクばかり。「奥二重のお手本となるアイメイクをもっと知りたい!」という声に応えたく、今回は奥二重さんが垢抜ける、アイメイクを解説します。
奥二重メイクの垢抜けは二重幅の余白で決まる
奥二重さんは、メイクによって良くも悪くも全く印象が変わってしまいます。
特に普段幅広二重メイクに慣れている人が奥二重さんメイクをすると、二重幅の余白コントロールが出来ずに、真っ黒の目元になってしまうことも。
太めアイラインは絶対NG
一番やりがちなのは、アイラインで二重幅を消滅させてしまうことです。
ズバリ、奥二重さんには太めアイライン、おすすめしません。
理由は、目元を大きく見せるはずのアイラインが逆に二重幅を隠してしまい、目元をさらにキツく見せてしまうことになるからです。
奥二重アイの正解は「仕込み&仕上げの二重インサイドライン」
奥二重さんの正解アイラインは「インサイドライン」です。インサイドラインとは、まつげの外側ではなくまつげの隙間やその内側をうめるアイラインのこと。
インサイドラインにすることで、元々の二重幅をしっかりと残しつつ、目を自然に大きく黒目も際立たせてくれます。
奥二重の仕込みラインはマスカラ前に
メイクの手順としては、まずアイシャドウを塗って、そのあとすぐに仕込みのインサイドラインを引きましょう。マスカラ前にアイラインを引くことが鉄則です。
実際に引く時は、目頭から目尻まで丁寧に隙間を埋めましょう。その際、利き手とは逆の片手で必ずまぶたを引き上げます。アイラインがまぶたにつかないように、この一手間が大切です。
さっと線を引くようにではなく、色鉛筆で隙間を埋めるような気持ちで、左右にスライドさせてください。
仕込みラインには極細ペンシルアイライナーがおすすめ。ペンシルタイプは、マスカラ前のまつげの隙間を埋めるのに適しています。
この時点では目尻の延長線は必要ないので、目の幅のまつげの範囲にのみ、ラインを引きます。