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“殺菌”ではなく“消毒”でないと…コロナ対策アイテムの選び方

新型コロナウイルス対策に買ったそのアイテム、実は効果がないかも!? 世に溢れる消毒グッズの選び方、効果的な使い方を学ぼう。教えてくれたのは、衛生に詳しいナチュラルクリーニング講師・本橋ひろえさんです。

ライフスタイル

Q1. 消毒ってどういうこと?

A. 菌やウイルスを「無害化」すること。
新型コロナウイルス対策グッズを見ると、パッケージには「消毒」「除菌」など様々なワードが。一体どれを選べばいい!? 「ウイルスの感染を防ぎたいなら、“消毒”と書いてあるアイテムがマスト。消毒とは、ウイルスや細菌を無害化するという意味。除菌や抗菌は、ウイルスではなく菌対策という意味です」

消毒…ウイルスや菌を無害化すること。

除菌…菌をある程度減らすこと。菌の種類や数に定義はなし。

殺菌…菌を死滅させること。菌の種類や数に定義はなし。

抗菌…菌の繁殖を抑えること。殺す効果はなし。

滅菌…すべての菌を殺すこと。残量100万分の1以下が基準。

Q2. 新型コロナウイルスの消毒には何を使えばいい?

A. 一定濃度以上のエタノールが有効です。
「厚生労働省では、“濃度76.9%から81.4%のエタノール”を新型コロナウイルスの消毒に薦めています。入手困難なら、60%台でもOK。エタノールとはアルコールの一種で、油を溶かす特性があります。新型コロナウイルスは表面が油の膜でできているので、エタノールはその油を溶かして無害化するのです。ただしエタノール90%以上の濃度が高すぎるものは、ウイルスを無害化する前に揮発するので無意味。ほかにも塩素系漂白剤で消毒できますが、刺激が強くて手指には使えず、こちらはモノ向けです」

Q3. 家の中ではどこを消毒すべき?

A. 帰ってから手を洗うまでに触れるところ。
ウイルスは単体では増えないので、家具や壁についても3日くらいで無害化するそう。「不特定多数の人が出入りするのでなければ、家中必死で消毒する必要はありません。外から帰って手を洗うまでに触れるところを中心に、消毒するとよいでしょう。具体的には、玄関や洗面所のドアノブ、手を洗う前に触れる蛇口のハンドルです。ほこりにもウイルスがついているので、ほこりを掃除してから消毒を。掃除する雑巾も清潔にしておきたいので、雑巾をまめに洗えない人は、使い捨てを用意するとよいでしょう」

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Q4. 買ってきた野菜は消毒すべき?

A. 基本、水洗い。心配なら洗剤で洗って。
生で食べる野菜や果物は、水洗いでOK。「心配なら皮をむいたり、エタノールと同じく新型コロナウイルスの油膜を壊して無害化する界面活性剤入りの食器用洗剤で洗うとよいでしょう。食器用洗剤は、用途に野菜、果物、食器、調理器具用と書いてあるものを選んで。洗ったあと水でよくすすげば、大丈夫です」

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