片付けは、生きていくうえで避けられない行為です。だからこそ、正しい片付けの仕方・コツを身につけましょう。今回は、誰でも簡単に取り入れられる「自然と片付く5つの仕組み」の作り方をご紹介します。ポイントは「片付けを仕事だと思ってとりかかる」こと!
片付けのコツを身につけて、きれいなお部屋をずっとキープ!
片付けのポイントは「片付けを仕事だと思ってとりかかる」こと!
片付けは、生きていくうえで避けられない行為です。だからこそ、正しい片付けの仕方・コツを身につけましょう。
今回は、誰でも簡単に取り入れられる「自然と片付く5つの仕組み」の作り方をご紹介します。これが身につけば、「片付けてもすぐに散らかってしまう」「モノが捨てられない」などの悩みがなくなり、きれいなお部屋をずっとキープできるようになります。ポイントは「片付けを仕事だと思ってとりかかる」こと!
片付けのコツ1:「なぜなぜ分析」で自分を知る
自分自身の価値観を掘り下げ、把握しましょう
最初にお伝えしたいのは、片付けは捨てるものを探す行為ではない、ということ。片付けは、自分にとって価値があるものを厳選して残す行為です。そのためには、自分の価値観をしっかり知る必要があります。
そこで私がおすすめしたいのが「なぜなぜ分析」。自分自身に対して問いかけをし、出てきた答えに対してまた「なぜそう思うのか?」を5回繰り返す、という自己分析方法です。
上記4つの設問に対して、「なぜ?」を繰り返してみましょう。出てきた答えには、あなたの真の価値観が反映されているはずです。
片付けのコツ2:モノの量を「見える化」し、持ち物の量を決める
冷蔵庫も「見える化」することで、家族や自分にとってほどよい食材の量が決まります
次は、自分の価値観に基づいて「自分は何をどのくらい持つとほどよいのか」を考えます。それにあたり、まず家の中のモノを「見える化」しましょう。たとえば、冷蔵庫やクローゼットの中などを棚卸しするのです。
「自分の価値観」と「冷蔵庫の中身」というと、一見紐づかないように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。たとえば「自分は食への意識が高い」と気づいた人は、「オーガニック」や「ローフード」といったような、体に良い食材を多く入れるのがほどよい、となります。
また「丁寧な暮らしが理想」という価値観の人は、将来的に、梅干しや味噌、塩などを自分で作りたくなる可能性があります。であれば、冷蔵庫にそのくらいのスペースを確保しておくのがほどよい、となるでしょう。
それでは引き続き冷蔵庫の中身を例にあげながら、「見える化」の方法についてご説明します。
■手順1:まず、中身をすべて出す
冷蔵庫に入っている食材を全部出します。
■手順2:モノを分類する
食材には「賞味期限・消費期限」というわかりやすい数字があるので、分けていきましょう。その中で賞味期限がOKの食材は、自分の食事作りの価値観を軸にカテゴリ分けします。
■ 手順3: ほどよい量を決める
最後は家族や自分にとって、持つのにほどよい食材量を決めます。買い物へ行く頻度、作る品数なども考慮しつつ、どのくらいの食材を冷蔵庫にストックしておくかを決めます。
片付けのコツ3:ムダ取りをして、効率よく収納する
よく使う1軍の食器は、取り出しやすいところに収納します
自分にとってのほどよい量は1軍。そこからあふれるモノは2軍と位置づけましょう。1軍は手に取りやすい位置へゆったりと収納。2軍は手が届きにくい収納へ。そうすることで、家の中のスペースを効率よく使うことができます。
片付けのコツ4:5つの「S」を意識して時短する
モノが減ったら、次は家事の時短を目指します。家事のポイントは、5つの「S」に落とし込むことができます。ここを意識しましょう。
また、家事の時短で特に効果的なのは「やめることを決める」こと。その中でも「時間がかかる家事」に焦点を当てて「やめる」と、あっという間に自由時間ができることに気がつきます。おすすめは料理と洗濯です。ふだん家の中でやっている行動を書き出してみると、発見がありますよ。
片付けのコツ5:カイゼンを続ける
家族と一緒に、カイゼンするべきポイントを見つけましょう
片付けは一度やったら終わり、ではありません。モノを買っている以上、片付けるという行為に終わりはないのです。
「どこか使いにくいところはない?」と家族に聞いてみてください。カイゼンするべきポイントは、必ずあるはずです。そこに新たな「仕組み」を導入することで、暮らしがプラスに変化することを体感したら、きっとお片付けを楽しく感じるようになり、さらに片付けたくなることでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。