『あさイチ』では「不測の事態に役立つ代用品」を特集。食パンの袋の活用方法に目から鱗。
15日放送の『あさイチ』(NHK)では、不測の事態に役立つ品々を特集。ニオイを通さない袋として紹介された「食パンの袋」の驚くべき効果に、視聴者は衝撃を受けたよう。
■レジ袋の代用品
番組では、「イザというとき役に立つ代用品スペシャル」と題し、災害時など不測の事態で意外と役立つ品々を紹介した。
災害時に避難所で生活を送る際、洗濯ができずに溜まった下着や赤ちゃんのおむつなど、ニオイが発生してしまう衣類やゴミが出ることもあるだろう。そんなとき、下着やおむつのゴミをまとめておけるのが「レジ袋」だが、有料化によって以前よりも手軽に入手することができなくなってしまった。
そこで、レジ袋の代用品として利用できるのが「食パンの袋」。おむつのゴミを入れてもニオイが漏れない優れものだという。
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■キムチを入れても全く臭わない
どれくらいニオイが漏れないのか、実験としてキムチを食パンの袋やレジ袋、ポリ袋に入れて、冷蔵庫で24時間保管。その後、それぞれ袋の外からニオイを嗅いでみると、レジ袋・ポリ袋はキムチのニオイが漏れていたのに対し、食パンの袋は全く臭わなかったという結果に。
ニオイが漏れない秘密として、食パンの袋に使用されている「ポリプロピレン」という素材が、ニオイを通しにくくしているそうだ。
■おむつ以外にも活用できそう
捨ててしまいがちな食パンの袋が、意外なところで役立つという情報を受け、視聴者からは「試してみよう」「目から鱗だ」「今度から取っておこう」「もう捨てない」と、驚きの声が続出。ツイッターでは、一時「食パンの袋」がトレンド入りする事態に。
また、今回番組で紹介された「おむつを捨てる」という活用術以外にも「生ゴミ捨てる時に使ってます」「ペットシーツ捨てるのにとっておこう」といった声も見られ、様々なシーンで活用することもできそうだ。
しかし、食パンの袋のようなプラスチックゴミは、自治体によって「燃えるゴミ」として出すことを禁止しているところもあるため、捨てる際には注意が必要だ。
(文/しらべぇ編集部・稲葉 白兎)