結婚相手を選ぶ上で重視すべき決め手
では最後に、私が考える「結婚相手を選ぶ上で重視すべき決め手」を紹介します。
(1)女性としてちゃんと愛してくれているか
女性としてあなたに惚れ込んで、愛してくれる人を選びましょう。
その判断基準としては、「言葉や態度で気持ちを伝えてくれる」「『なぜこんなに私のことを大切にしてくれるのだろう』と思うくらい優しい」などです。
女性は「愛されたい」「安心したい」生き物です。そして、男性は「女性を幸せにしたい」「好きな人が幸せそうなら、つられて幸せを感じる」生き物です。
男性側から愛され続けることこそが、お互いが幸せでいられる関係性だと私は思うのです。
(2)スキンシップが心地良いか
スキンシップは「心の栄養」です。食べることで体が栄養を摂取するのと同じで、心にも栄養が必要です。なので、ハグや手をつなぐなどのスキンシップに抵抗が無く心地良いと感じるなら、自然と心が満たされる夫婦関係を築けるでしょう。
結婚して10年以上経っていても仲の良い夫婦に話を聞くと、多くの方が今も日常的にスキンシップをしているという傾向がありました。
また、たとえセックスレスであっても、スキンシップを続けている夫婦は仲が良いという傾向も感じました。
そういったことから、結婚相手を選ぶ決め手として「スキンシップが心地良いかどうか」はとても大切な要素だと感じています。
(3)匂いが好きか
匂いがパートナー選びにどこまで影響しているかは定かではありませんが、遺伝的に相性の良い男性の匂いを好むというふうにいわれています。
また、「結婚相手として申し分ないのですが、匂いだけが気になって……。これは私のワガママでしょうか?」といったご相談が寄せられるほど、匂いというのは気になってしまう問題の一つです。
いくら条件が良くても、匂いが好きではない人とこの先何十年も一緒に過ごすことは難しいですし、昨日まで不快だった匂いが今日いきなり好きになることもありませんので、苦痛に感じるなら無理してその相手を選ぶ必要はありません。
出会った男性の匂いを積極的に確認していく必要はありませんが、注意しておくといいでしょう。
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(4)コンプレックスを受け入れてくれるか
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で主人公のみくりが、自分のことを幾度となく「小賢しい」と自虐しているシーンがありました。これは元彼から言われた言葉を気にしてのことだったのですが、最終回で相手役の平匡さんがみくりにこう言いました。
「小賢しいってなんですか? 僕、みくりさんのことを小賢しいなんて一度も思ったことないんですけど」と。
自分がコンプレックスに思っていることを、何とも思わず受け入れてくれる人は、あなたの自己肯定感を高めてくれる貴重な人です。結婚相手を選ぶ上で重要なポイントといえます。