100均ショップのグラスに、クオリティーなんてあまり期待しないという方も多いのでは?そんな印象をくつがえす、ダイソーの「薄グラス」をご紹介します。高見えすると話題のこの商品、実際の使い心地は?使用上の注意点も含め、どんなグラスなのか実飲レビューでお伝えします♪
ほんとうに100円!? 洗練されたグラスを発見!
ダイソーのグラス類が並ぶ棚で、ひときわ洗練された「薄グラス」という商品を発見!とても100均ショップのアイテムとは思えないほどの、薄くて繊細な質感に目を奪われてしまいます。
実はこのグラス、おしゃれで飲み心地もよく、高見えまでするとSNSで話題になっているもの。さっそく購入して、筆者宅で使ってみることにしました♪
なんとポーランド製!ダイソー「薄グラス」
各 110円(税込)
「薄グラス」は、クリスタルガラスの製造で有名なポーランド製。材質はソーダガラスで、グラスの厚さとしてはネーミングの通り薄めに仕上がっています。
いろいろな容量・形状のものが販売されていますが、ここでは小さめサイズを2点(260ml、285ml)購入。大きいものだと500ml以上のものもあり、それぞれワインや冷茶などおすすめのドリンクを想定した作りになっています。
どのくらい薄いの?
どのくらい薄いのか確かめるため、筆者が約20年日常使いしている青いグラスと厚さを比較してみました。一目瞭然で、薄グラスの薄さを実感!
とはいえ、青いグラスのほうは耐熱性や強度に優れた商品。薄グラスの性能や使いやすさが、とても気になります。
繊細だから、取り扱いの注意点はたくさん!
添えられていた説明書きを見てみると、取り扱いにはたくさんの注意点が。まず急に熱したり冷却したり、熱湯を入れたりすることはNGといった温度に対する制限があります。
また、内側から力を入れてひねり洗いをすることは禁止、柄付きのスポンジを使用することなど、手入れに関する注意点も書かれていました。
そのほか食洗機NG、ナイフやフォークの収納禁止など、注意点の内容が具体的で細かいことが特徴。耐熱性や強度には優れていないので、気楽に日常使いをするのには向いていないようですね。
使い心地をレビュー
260mlタイプでビール
「薄グラス 260ml」は、高さ8.5cm、上部の直径8cm、底部分の直径6cmくらいの、ゆるやかな曲線が美しいグラス。重さは約150gと軽めで、とても手になじみやすいフォルムだと思います。
ビールを注いでみると、凹凸のないシンプルなグラスの中で、ビールと泡のコントラストがくっきり!たまらず飲めば、グラスの口当たりがなかなかよく、ビールがすーっと喉へ入っていきました。
ビールジョッキなどの厚口のグラスにはない、さわやかな飲み心地を体験できるグラス。ワインにもおすすめです♪
285mlタイプでツートンコーヒー
「薄グラス 285ml」は、高さ8cm、上部の直径7.2cm、底部分の直径3cmくらいの、コロンとした丸みのあるグラス。重さは約100gで、前出の260mlタイプよりも小ぶりな印象ですが、こちらのほうがたくさん入ります。
冷茶用とのことですが、ツートンコーヒーを注いでみることに。氷と牛乳を入れたグラスにそっとアイスコーヒーを注いでみると……、あまり工夫せずとも白黒のツートンカラーがきれいに現れました。
ちょうど手に持つ部分がふくらんでいるので、少しだけ持ちにくいかも。しかしなんともかわいらしいフォルムで、いろいろなドリンクを入れて楽しみたくなってしまいますね♪
260mlタイプでヨーグルト
ドリンク以外にも、薄グラスを活用!グラノーラとヨーグルト、ブルーベリーソースを層にして盛りつけてみました。グラス自体のビジュアルがシンプルで洗練されているので、ちょっとカフェ風な仕上がりに。
ただし、金属製のスプーンは厳禁!プラスチックや木製のスプーンを使って食べることをおすすめします♪