汚キッチンの片づけスタート!
問題点を見出したら、今度はそれらを改善すべく、いよいよ片づけ作業を開始。吉川先生の片づけメソッドにのっとって、作業していきます。作業は「モノを全部出す」「要・不要の見極め」「収納」の3ステップ! 一連の流れをチェックしていきましょう。
STEP1:まずはモノを全部出す
シンクやコンロ下の収納スペースから吊り戸棚、収納棚などに入っているモノを全て出していきます。佐藤さんの場合、調理道具や調味料、食材のストック、保存容器など、大量のモノが。本人も、「えー、こんなに入っていたなんて...」と驚きの様子。
出し切ったモノがこちら!!
「あのスペースにどうやって入っていたの?」と思うほど、大量のモノ、モノ、モノ。
STEP2:モノの要・不要を見極める
「これ、使っていますか?」
モノを全部出したら、続いて見極め作業を。「今、使っているか?」を基準に要るor要らないの判断をしていきます。吉川先生の「最近、これ使っていますか?」との厳しい視線に、佐藤さんは「えーっと、使ったような使っていないような...」とたじたじ(笑)。
「なぜ、2本同時に使う?」
同じオリーブオイルが2本、使いかけの状態を発見。吉川先生の「これ、2本とも使っているんですか? そもそも、なぜ2本とも開けちゃったんですかね」との質問に、「2本もあることに気づいていませんでした…でもこのオイル、とてもおいしいんですよ♡」と佐藤さん。「賞味期限が一緒なので1本にまとめちゃいますね」と冷静な吉川先生。
「形の違う保存容器がいっぱい…」
佐藤さんは自他共に認める“保存容器マニア”のため、さまざまな保存容器を大量に所有。「こんなに多くは要らないですよね? いくつか残して、あとは潔く処分しちゃいましょう」と提案する吉川先生に「え...できれば、取っておきたいです」と佐藤さん。保存容器は、形が揃っていると収納しやすくなるそう。
処分すると決めたモノ
仕分け作業を行なった結果、処分することになったのは...同じサイズのものが2個あったので処分することにした鍋の蓋、同じく2本あったしゃもじ、現在使っていない保存容器やトレーなど。あまりモノの数は減らせていませんが、無事に収納することはできるのでしょうか?
STEP3:いよいよ収納!
仕分けが済んだら、ついに収納作業に突入! 食器、保存容器、ミキサー類、調味料など、アイテムをグループ分けしていきます。
料理しやすいキッチンに劇的チェンジ!
収納を改善したら、使いにくかった”汚キッチン”が料理しやすい”美キッチン”に変化! 具体的な収納テクやオススメの収納グッズは近日公開の続編でお届けします。プロの収納テクをたっぷりご紹介するので、お楽しみに。見逃さないために、記事を「お気に入り」に登録しておくと便利です。
撮影/木谷基一(LIGHT-UP!) 取材/濱田恵理