気持ちが疲れやすい人が取り入れたい日々の工夫を、fumumu取材班が聞いてきました。
「細かなことが気になって、いつも気持ちがしんどい…」 些細な点によく気づくからこそ、ストレスを抱え込んでしまう人もいるようです。どうしたら、疲れやすい自分の心を守ることができるのでしょうか?
日々をゆるやかに過ごすコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①情報量を減らす
「小さなことが気になる人は、同じ情報量でも、人よりたくさんのことを吸収してしまうんだと思います。他の人が気にならないニュースでも、背景を想像して悲しくなってしまったり。人の表情から、相手の気持ちを気遣って疲れてしまったり。
細かいことは無視する、というのは難しいと思うので…。気持ちが疲れたときは、情報そのものから離れたほうがいいと思います。自分が受け取る情報量を、意識的に減らすんです。
人から離れたり、テレビやSNSを見ない時間を作るのもいいんじゃないでしょうか。頭の中の情報が整理できたら、また新しい情報を取り入れる余裕も生まれると思います」(20代・女性)
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②逃げ込める場所を
「疲れたときに逃げ込める場所を、複数持っておくのがおすすめです。私は、おひとりさまが多い近所の喫茶店と、図書館と、平日の映画館が逃げ場所。
誰にも邪魔されずに、気持ちを回復させる時間を作っています。気持ちが疲れやすい人が、疲れないようにするのは、なかなか難しいと思うんですよね。
無意識に人の言葉を受け止めて、ぐったりしてしまうこともあるでしょうから…。疲れをどうやって癒すか、アイデアをたくさん持っておくことで、なにかあっても落ち着いて対処できる気がします」(20代・女性)
③たまにはぼんやり
「私は、たまにすべてを投げ出すようにしています。家事も人付き合いもやめて、なにかを考えることもやめて、ただぼんやりする時間を作るんですよ。
気持ちが疲れているときに、考え事をしても、悪い方向に思考が進んでしまうので。悩んでいることや、困っていることはいったん考えずに、ひたすら休んで、したいことだけをする!
考えることをストップすると、頭の中がだんだんクリアになって、解決しないままでも別にいいか…と割り切れることもあるんです。空っぽの頭で過ごしていると、新しい悩み事を生み出すこともないですしね」(20代・女性)
一時的に情報をシャットアウトすることで、気持ちにゆとりを取り戻すことができそうです。
自分の心と向き合いながら、必要なときはしっかり休息を取り入れてくださいね。
(文/fumumu編集部・くまのなな)