一時期、SNSなどで「モザイク寿司」が話題になりました。そしていま、そのモザイクがお弁当の世界へと進出してきたのです。今回はじわじわとブームになってきている「モザイク弁当」の作り方やコツ、アレンジレシピをご紹介します。
いつものお弁当をモザイクに!
以前、SNSでモザイク寿司が話題になったのは覚えているでしょうか。モザイク寿司とは、スーパーで売っているお刺身の盛り合わせや、余ったお刺身などを使って、簡単に作ることができるフォトジェニックなお寿司です。
そのモザイク寿司から発展した「モザイク弁当」が、いま、ひそかなブームになっているんです。お弁当なのでお刺身を使わずにそぼろや玉子焼き、ソーセージなど、お弁当の定番おかずや常備菜などを使うので、安心して持ち運ぶことができますよ。
今回はそんな「モザイク弁当」の作り方や、楽しいアレンジレシピなどをご紹介します。
モザイク弁当の基本的な作り方
▶材料
・冷凍枝豆
・卵焼き
・コーン
・おくら
・桜でんぶ
・肉そぼろ
など、昨日の残り物や冷凍食品もうまく活用してお好きな具材を揃えましょう。
▶作り方
1.お弁当にご飯を敷き詰めます。
2.用意した具材をモザイク柄に並べるだけ!似た色味の食材は離れたところに配置すると、バランスよく仕上がりますよ。
▶きれいに作るコツ
・ご飯はお弁当箱にしっかりと詰めましょう。
ご飯がお弁当箱の中で動いてしまうと、せっかくのモザイクアートが崩れてしまいます。土台を作るイメージでギュっと詰め込みましょう。
・汁気が多いものや、味があまりに特徴的な食材はなるべく避けましょう。
隣り合うおかず同士の味が混ざってしまう可能性があるためです。万が一混ざってしまっても違和感のない味付けや、相性のよい具材を選ぶといいですね。
真似したい!モザイク弁当アイデア10選
▶1.初心者さんには「二色のモザイク弁当」
最初からアレもコレものせるのは大変です。モザイク弁当に初挑戦する方は二色のお弁当から始めてみてはいかがでしょうか。コチラのお弁当は春にぴったりの炒り玉子と菜の花で作った二色弁当です。二色でも季節を上手に取り入れると、とてもセンスあるお弁当になりますね。
▶2.いつものおかずで「がっつりモザイク弁当」
いつもお弁当に入れている玉子焼きやお魚のおかず、煮物などを、ご飯の横に入れるのではなく、ご飯の上に規則正しく並べたら、それだけで「モザイク弁当」のでき上がりです。具だくさんの嬉しいお弁当ですね。
▶3.常備菜でもできる!「そぼろモザイク弁当」
鶏肉のそぼろや炒り玉子、鮭のフレークなどを使ったモザイク弁当です。のせる具材は前日に準備しておけば朝は詰めるだけ。夏場の傷みが心配な方は、比較的日持ちしにくい炒り玉子やブロッコリーなどを当日の朝に作るといいかも知れませんね。常備しておいた鶏そぼろや、瓶詰めの鮭フレークなどをうまく利用すると手軽に作ることができます。
▶4.斜めに詰めてもかわいい♩「きらきらモザイク弁当」
コチラは炒り玉子ではなく錦糸玉子を細く切って使うことにより、見ためがとても軽やかになりました。カブの漬物や枝豆など、色の取り合わせがとてもきれいです。お弁当箱に斜めになる詰め方も斬新で素敵ですね。
▶5.飾り切りが超キュート♩「デザート入りモザイク弁当」
よく見ると、きれいな飾り切りが施されたリンゴが入っています。手が込んでとてもキュートなデザートです。メインの具材は鶏そぼろとソーセージ。プラスお野菜に漬物に、彩りも、栄養バランスもしっかり考えられたモザイク弁当ですね。
▶6.キャラ弁でもできる!「ツムツムのモザイク弁当」
大人気ツムツムのキャラクターをかたどったひと口おにぎりを、お弁当箱の中にきれいに整列させたモザイク弁当です。ディズニー好きのお子さまにぴったりのお弁当ですね。キューブ型のおにぎりは、それぞれふりかけなどで色を付けたご飯を「型」で押して作ります。