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カラフルで不思議な世界観に魅了される。ウェス・アンダーソン監督の映画を3本ご紹介します♡

カルチャー

カラフルでかわいらしく、ちょっぴり不思議な世界観を作り出す、ウェス・アンダーソン監督作品をピックアップ♡

一人ひとりの登場人物が魅力的なのはもちろん、その色彩やセット、小道具の美しさにも魅了されますよ。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001)

illustration by Sachiyo

ウェス・アンダーソンとオーウェン・ウィルソンの共同脚本作品。バラバラで問題を抱えていた家族が少しずつ元の姿を取り戻していく、そんなストーリーが展開されているのですが、途中までは「本当に幸せになるのかな…?」と疑ってしまうほど歪な家族の姿が描かれています。

家族を見放し、遊び呆けていた父親のロイヤルが“悪”のように見えますが、実はこの家族の問題はそれだけではありません。3人の子どもたちは妻との死別、スポーツ選手の引退、劇作家のスランプなどそれぞれ問題を抱えており、そこに家族の事情が絡まり合って複雑な状況を生んでいました。

全編を通して「序章」「第1章」などのように章ごとに区切られており、物語が淡々と進んでいきます。無秩序の映画のようにも思えますが、本のように筋書きがはっきりしていることもあり、すんなりと観られる作品。コメディタッチな部分もあれば、シリアスなシーンもあったりと、全体的なバランスも取れているように感じられます。

そして注目してほしいのは、細部までこだわっているファッション。特にほとんど表情を変えない長女・マーゴの衣装はどれも素敵で、思わず真似したくなってしまいそう♩ハイセンスからカジュアルまで着こなす、彼女のファッションにも注目ですよ。

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ムーンライズ・キングダム(2012)

illustration by Sachiyo

予告編を見ただけで、子どもたちのかわいらしい雰囲気が伝わってくるはず。養子で周りの友達ともうまく馴染めないサムと、感情を押さえきれず破天荒な言動をしてしまうスージーが、2人で“駆け落ち”をするところからストーリーが展開していきます。

サムを毛嫌いしていたボーイスカウトのメンバーや隊長、村の保安官、そしてスージーの両親が集まって2人を探すことに。森に隠れていた2人でしたが、彼らに見つかってしまい2人は引き離され、身寄りのないサムは一時的に保安官の家へ。二度とスージーに会えないのかも…と落ち込んでいたサムでしたが、改心したボーイスカウトのメンバーとスージーと一緒に島を逃げ出すことになります。

子どもたちは至って大真面目なのですが、どこかかわいらしくて微笑ましい作品。そして、全てのシーンが絵画のように芸術的に感じられます。キャンプ道具を詰め込んだバックパックを背負っているサムと、レトロな雰囲気漂うワンピースを着て黄色のトランクを持っているスージーは、まるで夢の中のワンシーンのよう。サムがさっと白いお花を渡すところも、キュンときちゃいます♡

また本作で意外なキャスティングといえば、保安官を演じているブルース・ウィルス。『ダイ・ハード』などでドンパチやっている姿からは想像もつかないような、冴えないキャラクターを演じています。そのギャップにも注目してみてくださいね。

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