何度恋を重ねても「キス」はドキドキするもの。特に、初キスはどんなタイミングに、どんな場所でするのがいいのか気になりますよね。そこで今回は、恋愛コラムニストのさかもとみきさんに、初キスのベストタイミングや最適なシーン、キスの自然な誘い方を教えてもらいます。
初めての恋でも、何度目かの恋でも、ドキドキするのが初キスの瞬間。お互いに求め、受け入れられ、唇が触れる瞬間は最高潮に胸が高鳴ります。
そんな初キスを自然な流れでしたい場合、男性のエスコートを待っているだけではいけません。大事なのは、女性からのお膳立てだったりします。
今回は、自然な流れで初キスするためのポイントや誘い方をお伝えします。
初キスのベストタイミングとは
まず、初キスのタイミングですが、大前提として自分の心の準備ができてからが一番です。不安に思うことがあると、後悔したり、相手への気持ちがスゥーッと引いてしまったりする可能性も出てきます。
何回目のデートがベスト?
もちろん、カップルなら1回目のデートからでもOKです。
しかし、まだ付き合っていない場合や相手をよく知らないままお付き合いを始めた場合などは、初デートでのキスは避けたいもの。心の準備ができてからならOKとも書きましたが、初デートからキスOKなのは恋愛上級者のみ。
いくらムードが良くても基本的には、相手をよく知らないままでキスするのはあまりおすすめできません。お互いに惹かれ合っているからこそそうなるのも分かるのですが、即物的過ぎます。もし恋を育んでいきたい相手なら2回目以降にしましょう。
初デートでキスをしてしまうと、相手男性に「押しに弱い女性」「流されやすい女性」とインプットされる可能性も出てきます。それも嫌ですよね。断り文句は「もっとお互いのことを知ってからがいい」でOK。
2回目以降のデートからは、その場のムードと自分の心構えでジャッジしましょう。大人になると、段階を踏んで、確認しながら進むよりも、自然なムードの中でキスすることが増えるでしょう。「キスは絶対3回目のデートで!」など決め付けすぎる方が、相手と気持ちがすれ違う可能性が出てきます。
付き合う前でもOK?
基本的に、NGではありません。ただ、相手が自分を恋人候補として見ているのか、とりあえず体の関係を望んでいるのかジャッジできない場合には、上手に流すことをおすすめします。
キスの後も、あなたが望まない体の関係を強要されなければOKですが、過去の恋愛経験から相手に流される傾向のある女性は、「彼氏じゃないとできない」ときちんと断りましょう。特に、付き合う前の初キスからディープなキスをしてくる人には要注意。
好きな相手ほど、きちんと彼女になってからキスしないと、あなたにとってつらい恋になってしまう可能性があります。
20代と30代のキスのタイミングは変わる?
20代と30代でキスするタイミングにも少し変化が出てきます。
20代は、恋のプロセスとしてキスを楽しんでいる傾向にあります。なので、告白の前後や付き合い出して序盤にキスすることが多くなります。友達への恋愛の報告でも「初めてのキスは○○でして……」など、大事なプロセスとして話す人も少なくないでしょう。
一方で30代になると、恋愛に慣れている人も増え、キスはお互いに恋愛のスイッチを入れる手段として、付き合う前に流れですることも珍しくありません。
また、「キスくらい」のスタンスになっている人も多いので、お酒を飲んでいて良い雰囲気になってキスをするなど、早い段階でディープな関係に発展する人も増えるでしょう。
初キスに最適なシーンや場所
ここでは、初めてのキスにおすすめの場面を詳しく解説していきます。
最適なシーン
初キスはこれから重ねるキスの中でも、特にお互い覚えているであろう大事な思い出になるキス。こんなシーンでするのはいかがでしょうか?
(1)別れ際
お互い「まだ一緒にいたい」という気持ちが高まっている別れ際は、キスに最適なタイミング。バイバイの前にキスすることで、別れた後も相手への気持ちが高まることでしょう。次回のデートも楽しみになりますよね。