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幼児期の習い事。かけもちしても大丈夫?ママたちの回答とは

最近では、未就学児のお子さんでも習い事に通っているお子さんは少なくないようです。皆さんのお子さんは習い事をしていますか? 中にはかけもちをしているお子さんもいるでしょうか……。
ママスタコミュニティには「幼稚園児にいくつも習い事をさせるべき?」という疑問が寄せられています。

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最近では、未就学児のお子さんでも習い事に通っているお子さんは少なくないようです。皆さんのお子さんは習い事をしていますか? 中にはかけもちをしているお子さんもいるでしょうか……。
ママスタコミュニティには「幼稚園児にいくつも習い事をさせるべき?」という疑問が寄せられています。

『長男が年中児です。最近まで通っていた幼児塾をやめて習い事がなくなり、今後の習い事について悩んでいます。幼稚園児からたくさん習い事をさせて、それがいいという意見もあるし、逆に子どもの頭の引き出しを勉強や習い事でいっぱいにしてしまうと、人間関係、情緒面が育たないという声も聞きます。皆さんはどう思いますか?』

この投稿を受けて、実際に習い事に通わせているママ、反対に何もやらせていないママの両方の意見が寄せられました。

何もやらせていない!というママたちは

『うちはしてないよ。本人に「する?」と聞いても「しない」と言うし。人と関わってほしいし、なにかひとつ自信のあるものがあってほしいのだけれど……。小学生になればまた変わるかしら』

親としては「何かやらせたい」と思いつつもお子さん自身が乗り気でないというお宅もあるようです。お子さんの意見を尊重し、もうしばらく待ってみるという方針も素敵ですよね。一方で、

『させないよ。親の自己満足じゃん』

という厳しい意見も寄せられました。幼児期の習い事はお子さんの意思に関係なく「親の期待」だけで始めてしまうケースもあるでしょう。そのような場合には、折に触れてお子さん自身の気持ちを確かめることも大切かもしれませんね。

かけもちしてでも習わせる。でも「弊害はない」と言うママたち

いくつもの習い事をかけもちすることで心配されるのが、友達と遊ぶ時間が奪われることかもしれません。また、投稿者さんは情緒面での不安も感じているようです。

『うちは小学校受験対策で塾、幼稚園でピアノと英語と体操とスイミングを習っていました。周りも似たような感じでした。すでに中高生になっていますが、人間関係等で弊害が出たって話は聞いたことがないですよ』
『我が家の下2人の園児は英語、チアダンス、そろばん、体操、ピアノ。チアダンスと体操は終わった後に公園で遊ぶし、土日は習い事を入れず、お友達と遊びに出かける日にしてる。上の子は11歳、2番目は9歳だけどよくお友達も連れてくるしトラブルなく楽しく学校に通っているよ』

お子さんに習い事をかけもちさせているママたちは「週末には習い事を入れない」「レッスンの後にお友達と遊ぶ」など、友達と遊ぶ時間を確保していました。そうすることで、子どもたちの人間関係が保たれるよう工夫をしているのでしょう。こうした先輩ママたちの経験を聞くと「人間関係が希薄になる」「情緒面が育たない」という心配は杞憂かもしれない、と感じますね。

子ども自身の適性を見極めるのも親の仕事

『子どもによると思うよ。うちの子はトーマスが好きだから「トーマスのキャラクターが上手に描けるようになる教室」「トーマスを自分で作る教室」なら喜んで行くと思うし、それが毎日でも苦痛じゃないと思う。でも運動が嫌いだから、運動系の習い事を入れると毎日辛いと思う。お子さんの興味にとことん付き合ってあげたらいいんじゃないかな?』
『一口に「幼稚園児」と言ってもいろいろな子がいるからね。たとえば、小柄で少食ですぐ疲れて眠くなっちゃうような子に幾つも習い事させるのは可哀相だけど、元気いっぱい&好奇心旺盛で、毎日いろいろ習ってもへっちゃらな子もいる』

お子さん自身の性格、体力を含めた「適性」を見極めるのも親の務めかもしれませんね。

始めてみてから考える、というママも

お子さんの興味にあわせて「まず始めてみる」というママもいました。

『本人がやりたいと言うなら、とりあえずやらせてみて損はないと思う。やってみた結果、資質がなくて辞める事になったとしても「向いてないと知ることができた」だけでも意味はあると思う』
『子どもが興味ありそうなことや得意そうなことの体験レッスンに行って、子どもの意見も聞いて決めたよ。お友達がバレエ習っていて誘われて「習いたい!」と騒いだから見学や発表会も行ったのに「やっぱり嫌だ」と辞めたこともあるし』
『小学生になったら生活ガラッと変わるよ。とりあえずやってみてタイミングに合わせて子どもに合わせて「続ける」「辞める」を決めるのも大事』

習い事を始めた結果「楽しいから頑張る」ということもあれば「辛いからやめたい」ということも出てくるでしょう。どんな習い事でも「継続は力なり」で、続けるからこそ実力がつき成長します。しかし続けることばかりに目を向けるのではなくお子さんの気持ちに寄り添うことも大切かもしれません。

『何も習わなくても優秀な子もいるけど、だからといって何も習わない子がみんな優秀かと言えばそうでもない』

確かに一理ありますね。筆者の経験からすると、習い事を通して努力したことは「血となり肉となって」確実に本人の成長に繋がっていると感じます。
幼児期では習い事を続ける本人の頑張りももちろんですが、送迎や自宅での練習や復習をみるなど親の負担も大きくなりがちです。親子で無理なく通えるものを探すというのも大切なことでしょう。

『習い事をさせる「べき」。させない「べき」。なんてないと思う』

というコメントもありました。幼児期であっても就学期であっても、習い事は「させるべき」というものではないのかもしれません。親子でよく話し合い、前向きに取り組める習い事があれば始めてみる、というのがベストなのではないでしょうか。そしてその数は、1つであっても複数であってもいいはずで、お子さん本人が納得しているものであれば、大きな成長へと繋がるでしょう。

文・すずらん 編集・しらたまよ

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