【PR】季節やイベントから連想するモチーフでつくる、たのしいスタンプを使ったアイデアをご紹介する連載です。初回のテーマは「お正月」。全24色のバリエーションがそろうスタンプパッド「いろもよう」で、干支の“牛モチーフ”をはじめとする、新年にぴったりの華やかな作品が完成しました。
手のひらサイズのスタンプパッド「いろもよう」
シヤチハタのスタンプパッド「いろもよう」を使って、作家のみなさんにたのしいお正月アイテムを制作いただきました。
「日本の伝統色」を採用した絶妙なカラーバリエーションの「いろもよう」で彩られた、目を惹く作品の数々をおたのしみください。
笑顔を引き出す「遊び心」をプラス
まずご協力いただいたのは、消しゴムはんこと、ラバーはんこのデザイン・制作を手がけているユニット作家・福わけはんこさん。
モチーフで総柄にしたり、ポイントを絞ってメリハリをつけたりと、スタンプだからこそ自由に配置してたのしめるデザインが目を惹きます。
干支の「牛」をモチーフにした年賀状は、ポップでかわいい多色使いが特徴的。「いろもよう」なら紙に押したあとのインクの乾きが速いので、重ねて押してもインクがにじまず、きれいに仕上がります。
「いろもよう」は暖色系から寒色系まで幅広くカラーバリエーションがあるので、色選びもたのしむことができました。同じはんこでも、使う色で印象が変わりますし、色を重ねて使うこともできるので、さまざまな組み合わせの作品をつくることができますね。今回はじめて「牛のはんこ」を制作しました。体の柄に「2021」を入れたところがポイントです(笑)。「見つけてもらえるかな?」というワクワクした気持ちを込めてデザインしました。
椿をモチーフにした年賀状は、シンプルなようで存在感たっぷり。発色の美しい「いろもよう」なら、色数が少なくてもくっきりと鮮やかに色づき、華やかに仕上がります。「紅色」と「常磐(ときわ)色」で和柄もどこかモダンな印象に。
「いろもよう」のインクの発色の良さに感激しました。「麻の葉はんこ」は葉脈の線が細く、インクによってはつぶれてしまうこともあったのですが、細い線もキレイに表現することができて大満足です。
気分があがる「ポチ袋」
お正月に欠かせない「ポチ袋」もスタンプで彩っていただきました。白いベースに色とりどりのスタンプを押すことで、カラフルでたのしい雰囲気に。
「どれをどの子に渡そうか」と大人も一緒にお年玉をたのしむことができそう。
初心者でもスタンプを使って、上手にハガキやポチ袋を彩るコツをきいてみました。
押したいはんこをハガキやポチ袋に“収めよう”とせず、はみ出すものがあるくらいがバランスよく仕上がります。一度、試し押しをして、バランスが良く押せたハガキやポチ袋を見本にして押すこともおすすめです。
あたたかみのある年賀状に
毎年、ご友人や仕事でお世話になった人に年賀状を送るという、福分わけはんこさん。特に、年賀状には「スタンプ」がおすすめだといいます。
手書きの文字スペースも自由に調整ができて、使い勝手が良さそうです。
今年は、会いたい人にも思うように会うことができなかった1年でした。今年は、相手を想いながら、スタンプでつくってみるのもいいと思います。手書きのイラストとはまたひと味ちがう表現ができますし、ぜひ参考にして年賀状をたのしんでもらえたらうれしいです。
「福わけはんこ」さんのギャラリーはこちら
紙と色とでたのしむ
消しゴムはんこ作家・Redbugさんは、ユニークな「赤べこ」モチーフの年賀状を制作してくださいました。「いろもよう」の「紅色」と「墨色」のコントラストがとってもきれいです。
今回は、モチーフの図案に合う紙とインクの色の組み合わせにこだわりました。味わいのある紙が好きなので、和紙を中心にいくつもの紙で試作してみました。「いろもよう」はきめ細やかな紙にはくっきりと鮮明に、ざらっとした紙にはほどよいかすれで味わい深く、にじむことなくスタンプを押すことができました。盤面が硬めなので余分なインクがつかず、小さな文字のはんこも、潰れずにとても押しやすかったですね。
以前から“牛モチーフ”の作品を手がけられていたというRedbugさん。今回は牛の顔にフォーカスしたはんこを使って、背景にさまざまなカラーの「いろもよう」を組み合わせた、色とりどりのデザインも仕上げてくださいました。
シックなモノトーンで統一するのも大人っぽくておしゃれです。
同じスタンプを使っていても、インクの色味ひとつでガラッと雰囲気を変えられるところが魅力。「いろもよう」は組み合わせを豊富に試すことができてとてもたのしく使うことができました。浅葱(あさぎ)色、常磐(ときわ)色、珊瑚(さんご)色…「一体どんな色だろう」と想像をかきたてるような色名も素敵です。