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[心理学]落ち込んだ時に。立ち直る6つの方法

仕事で失敗や挫折をしたり、好きな人に振られて失恋したり。どうしようもなくつらくて落ち込んでしまうことってありますよね。そんな時は、どうしたら立ち直れるのでしょうか。具体的な方法を心理カウンセラーの服部希美さんに教えてもらいました。

仕事でミスをしたり失恋をしたりして落ち込んでしまった時、「立ち直れる自信がない」「早く立ち直りたいけれど、どうしたら良いか分からない」などと悩む女性は多いのではないでしょうか。

今回は、現役心理カウンセラーの視点から、落ち込んだ時に立ち直る方法を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

「立ち直る」の意味

「立ち直る」は、「倒れ掛かったものが元通りになる」もしくは「悪くなった状態から元の状態に戻る」という意味です。

私たちは、挫折や失敗を経験すると、自信を無くし、深く落ち込んでしまう時があります。

「もう終わったこと」「次に目を向けなきゃ」と気持ちを切り替えようとしても、ネガティブな考えが浮かんできたり、ふとした瞬間に悲しみや悔しさが込み上げてきたり。「頑張りたいけれど頑張れない」と思った経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。

心理的には、そういった落ち込んだ状態から、自信や活力を取り戻し「もう一度チャレンジしてみよう!」「私にも、何かできるかも!」と前向きな気持ちになることを「立ち直る」といいます。

立ち直れなくなる理由は?

20代~30代女性の立ち直れなくなる原因として挙がりやすいのは、仕事と恋愛で受けるショックです。

学生から社会人へ、一般社員から役職者へなどと立場が変わったり、転職をするなどして壁にぶつかることも多い上、結婚や出産などを自分事として考え始めるこの年代は、仕事と恋愛において失敗や挫折をしやすい時期といえます。

また、「自分に合った立ち直る方法」を編み出せておらず、気持ちが立て直せない状態が長く続いてしまい、焦ってしまう人も多いようです。

では具体的に、カウンセリングの現場でお聞きすることが多いシーンから、立ち直れなくなる理由を紹介します。

仕事の場合

まずは仕事において立ち直れなくなる理由です。

(1)業務上のミスが続いた

社会人になって3年目ぐらいまでは、業務内容や仕事の流れが分からないことが多いため、誰しもミスをしやすいものです。それ以降も、時にはミスが続くケースもあるでしょう。

責任感が強い方ほど、ミスをしてしまった自分を責め、立ち直れなくなるほど落ち込んでしまう場合が多いです。

(2)プレゼンに失敗した

仕事の場のプレゼンでは、自分および会社の考えや思いが相手にしっかり伝わるよう、理論的に説明することが求められます。

腕を上げるには、失敗を含む経験を積み重ねていくことが必要だと思いますが、プレゼンのような評価が分かりやすい場で失敗してしまい、恥をかいてしまったりすると、まるで自分自身を否定されたように感じ、自信を喪失して立ち直れなくなりやすいのです。

恋愛の場合

続いて、恋愛において立ち直れなくなる理由を紹介します。

(1)付き合っていた彼と別れた

私たちは、愛する人を諦めなければいけなくなった時、とても深い悲しみや悔しさを感じます。別れ話の時だけでなく、別れた後にも。

頭では「仕方がない」「これで良かったのだ」と言い聞かせても、なかなか気分の落ち込みから脱出できず、立ち直れずに何年も引きずってしまう人もいます。

(2)片思いの相手に失恋した

「自分の好意を伝えたけど断られた」「好きな人が他の女性と結婚した」

このように片思いの相手に失恋した時にも、自分に対して失望し、自信が無くなってしまうことで立ち直れなくなる人が多いです。

心理学を使った立ち直る6つの方法

ここからは、カウンセリングの現場でも提案する「立ち直る方法」について紹介します。ぜひ、自分に合った方法を試してみてくださいね。

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